仕事一筋、勤労な鉄道運転手が晴れの定年最後の日に遅刻…。

そこで何かが弾け飛んだのか？
それからの数々の行動のは 真面目一辺倒な人からしたら確かに冒険だわな～😅

ほんわか ゆるゆるな感じでユーモアも交えた作風。
しかし、抽象的過ぎて少し難しい作品でした…😓

でも、冬のノルウェーの風景はなかなか一興。
鉄道マニアの人にもおすすめなんじゃないですかね？😊

ベント・ハーメル監督の4作目、鑑賞も4作目❣️
温かみとシュールさが混じり合うハートウォーミングな作風はとても好みなんだけど、今作はその中でも最高クラス💖あ〜好きだ〜💓

オッド・ホルテン（67歳）は、ノルウェー🇳🇴の首都オスロと第2都市ベルゲンを結ぶ《ベルゲン急行》の鉄道運転士。勤続40年でその週末に定年を迎えるところから始まる。
真面目一徹、堅実に生きて来たが少し臆病な性格。実は認知症で施設に入居している母親が昔は優秀なスキージャンパー⛷だった。しかし母親の時代に女性は正式に認められなかった。母の気持ちを継ぎたくてもジャンプが怖くて出来ずに運転士になったのだ。

とうとう定年退職の日を迎えた祝いの席で、仲間の"シュシュポッ"の振り付き歌？が面白い🤣そして同僚が鉄道オタク問題を出してみんなで必死に答えている様子も楽しそう😊
その晩、考え付かないヘマをして、翌朝は人生最後の運転予定が、あろうことか人生初の遅刻をして電車を見送ってしまう始末😮

そこからは、まぁ色んな出逢いがあって、ホルテンさんは至って真面目なのに、相手が変わり者でそれにつられて今までした事のない経験を積んで行く。

唯一の嗜好はパイプタバコ。そのパイプを紛失し老舗タバコ屋へ出向くと、いつもの主人の姿がなく優しそうな奥様が言う。
「夫は2週間前に逝きました。死も人生の一部」と柔らかく微笑むのです💜そのシーンも好き💟

このジャケは愛犬かと思いきや、道端で酒に酔って寝転んでいた老人を家に送ったところからの流れで引き取る事になった🐶
その老犬を連れて制服を脱いだホルテンさんが向かう先は、長く想いを抱いていた定宿の女主人の元だった💞今まで見せなかった微笑みが素敵✨

日常を踏み外したことから始まる味わい深い人生賛歌。
人生はいつも手遅ればかり。
でも勇気さえあれば何事にも手遅れなんてない。
人生の終点を分岐点に切り替えたホルテンさんの人生は続く...


ノルウェーの雪景色、カチンコチンに凍る道路、シンプルなインテリア、街並みのカラーコーディネートを見るだけでもワクワクしちゃう😍

監督は親日家のようで、台詞に「ニッサンって日本の会社だって知ってるか？とても日本語だとは思えない。スウェーデン語ならまだしも」とか、ウィスキー🥃は何気に目立つように『響』の瓶が💫

あ〜好き💕好き〜💕

先日観た映画の監督さんの作品
わんこが居たからチョイス
その名はモリー
知り合ったばかりの人のわんこ
訳あって連れて帰った。
大型犬で老犬。
犬映画通算 パート99

『幸せなひとりぼっち』的な映画かと思ったが少し違った。

40年勤めた電車の運転手
ただ真面目に
67歳で定年退職
その日に初めての遅刻。
そこからなんだかはじけちゃったかな？w

不法侵入
死体遺棄
盗み
契約放棄
マッチ投げ捨て
数々の悪いことを何気にやってしまう。

年金生活
老々介護
ボケ
自分にも迫る老人孤独死
ちょっと切ないお話かな。
でも生きていかんとならないんです。

最後の時を愛する人と共に
言葉も少なく笑顔も少ない映画だが
ラストの交わす笑顔のシワが美しかった。

寒い国です。
わんこも入れて平均年齢高い映画でした。

• #わんこ