ともしびの作品情報・感想・評価・動画配信

「ともしび」に投稿された感想・評価

オーラが滲み出すぎている。
犬を手放した時、彼女はなにを手放したのだろう。苦しくなった。けど生きて欲しい。
shin

shinの感想・評価

3.1
シャーロットのすごい演技力。。。
なんとも言えない目線などが、素晴らしい。

ぜんぜん静かな映画なのに、
力強く生きていきたい、と思わされる。

自分の心を見るように、座礁された巨大魚の凝視がベストシーンかな。
老いるってこういうこと、共感した。

数十年暮らした70代の老夫婦、いまさらなにがあっても受け入れてすすんでいく、
70歳の老女には共感できて星5つです。

ハンナと夫はベルギーの地方都市に暮らしていた。
結婚して数十年、二人の間には息子が一人おり、可愛い盛りの男児の孫もいる。

ハンナはパートの仕事を続けており、仕事終わりには時たまプールで泳いだり、
趣味で朗読教室にも通って若い友人たちとの交流も楽しんでいた。

住まいは老夫婦二人が暮らすには十分なアパートで、夜には夫婦でご飯を一緒に食べて一緒に寝る、
そんな風に暮らしていた。

ある日、夫がペドフィリア癖で収監された。
被害者は愛する息子の可愛い孫息子。

面会に出向いたハンナに夫は
「していない」と言ったけど、
ハンナは今までそうしてきたように、
寂しく微笑むだけだった。

箪笥の裏から写真の入った封筒を見つけた時には、今までそうしてきたように、
ひとりでひっそりとゴミ箱に捨てた。

それからのハンナの暮らしといえば
親戚がたづねてきても身を隠し、
愛する息子に電話をかけることも拒絶されても
一度だけトイレのドアを閉めて狭い空間の中で、身悶えて涙を絞り出したら、
夫の収監も、息子からの絶縁も
受け止めていく
受け止めて、前にノロノロと歩みを進めていく、今までそうしてきたように。

そんな生活の中で、今まで当たり前に行けていたプール会員の期限が切れていたり、
今まで下手なりになんとかできていた趣味の朗読サークルで、言葉がひとつも出てこなくなっていたりした。
悲しみは誤魔化せるけど老いはごまかせない、老いが姿を表した瞬間だった。

できないことの方が当たり前の暮らしにも慣れて最後は多分、陸に打ち上げられた鯨のように死に絶えていくとしても、
それまではいつまでも階段を降り続ける。

老いて思うの、人生って幻想でできていたのだわ、と。
8823

8823の感想・評価

2.8
夫が捕まってからじわじわと生活に綻びが見え始める様子がリアル。ただ単調なので眠くなる。孫の誕生日会で門前払いくらってトイレで号泣するシーンが見てるこちらまで辛くなった。
邦題はさざなみに寄せたんだろうけどうーんって感じ。
antico

anticoの感想・評価

3.5
「まぼろし」「さざなみ」ときて、
「ともしび」って😁

「まぼろし」はまだ観てないから、わからんけど、「さざなみ」のほうがまだ感情移入の余地あり。
今回の主人公は、どんな境遇に陥っても、習い事やエクササイズ、仕事もきっちりこなし、淡々と日々を過ごそうとしている。

トイレで嗚咽をこらえるシーンにはオバチャンドン引きした😵
いやあの演技力にもドン引きやけど。

間違っても「えらいなー」「すごいなー」ではなく、「可愛くねー」と思ってしまうのはオバチャンの個人的闇??

地下鉄に乗るまでの長ーいカツカツカツカツ👞👞👞👞
眠れない夜に聴くといいかも☝️
YOKO

YOKOの感想・評価

3.6
ビックリするオープニング。

詳しい説明は無いので考えながら観る感じ。
旦那さんが何か罪を犯し、生活が変わっていく。
朗読が彼女の本心にも思える。

そして最後、彼女は何かを思い立つ。

シャーロットさんってヌードシーンが多い気がするけど、気のせいかな?
この映画では伝わるものがあったけど。

似たような映画があった気もするけど、思い出せない。
彼女の視点ではなくて、彼女の視線で物語っていく作品。とても好き。

シャーロット・ランプリングの圧巻の芝居、いつまでも観ていられる。よかったな。
音がいい。音がいい映画はそれだけで3割増しにになる。タイアップの主題歌とかどうでもいい。そうじゃなくて、作品の中の音が大切。その音にこだわり大切にしている監督の映画は、好き。個人的な映画の見方だけど。音は大切。音を大切にしてるなら、会話や呼吸や情景も大切にしてる。歌なんかどうでもいい、音が大切。
内容は、、、このような人生が多すぎる気がする地球。邦題がまったく覚えられない。ともしび? 見てて、タイトルなんだっけ?って思って、何度確認しても、ともしびは覚えられなかった。これ、ともしびなんて感情も感想も出てこない。まぼろしとか、そういう過去の彼女の主演映画に寄せたのかな。タイトルは、彼女の名前、彼女の人生というところで、アンナ、しかないよ。それでいいのに、邦題つけなきゃルールなら、せめて、ともしびじゃなくて、離岸 とか 崩落 とか ふじつ おわりから とかの方が覚えられるかなぁ。個人的に。
Pokhara

Pokharaの感想・評価

3.6
詩のような映像。アンナの表情、背中、手首、足が物語る。

絶世の美女とはこういう女性と思っていた女優が、ここまで老いをダイレクトに表現するとは。衝撃的。裸が、多すぎて哀しい。老いってこういうことなんだ。とヒシヒシ感じる。
それなのにシャーロットランプリングの孤高の気品は喪われていない。
真面目できちんと、生きてきた、女性が、
夫の罪のため突然社会から弾きだされるとは。
とか、息子からの拒絶とか、愛してきた夫への絶望とか。
こどもが、小さい頃から作ってきたケーキ。哀しい。
写真捨てて証拠隠滅。
小野寺

小野寺の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自宅で夫と過ごすアンナは穏やかな時間が流れているように感じた。しかし、夫に関する事件 の被害者、息子と関わっていくことによって彼女は次第に夫に不信感を持つようになる。しか し、この不信感は決してネガティヴな発想ではなく、夫と離れて暮らすことにより彼との生活の 中で無意識に起こっていた束縛から解放されることでむしろ彼女は自由になったのではないだろ うか。おそらく夫の事件と関係する封筒を見つけたアンナはそれをゴミ捨て場の奥の方へ押し込 み、終盤では夫に懐いていた犬を手放す。夫から解放されることは息子の信頼を取り戻すことに なり、孫と会うというアンナの希望へ近づくと考えると打算的であり、彼女は夫より息子、孫と の関係を選択したことになる。拘置所に残り、息子とも決別した夫はアンナに依存していたと考 える。一方、社会的な正しさと息子家族を選択したアンナは冒頭からすでに夫への愛想をつかし ていたのではないだろうか。
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