落語の貧乏長屋を写実主義で描くと地獄という。殴らないからといってもネグレクトはふつうに虐待では?
高峰秀子(14歳)と黒澤明(28歳)の出会い。豊田正子の自伝的な映画なのだがまだ作家になる前の少女時…
【 My favorite 100 】
貧しい時代の、その中でも貧しい一家に暮らす、芯が強くて賢く、我慢強くて朗らかで、気立のいい娘、デコちゃん演じる正子。大女優へ本格的に歩み出した作品なのであろう…
14才のデコちゃんが6年生の役を演じているが、身長が高くて大人っぽく見える。
米も買えないほど貧しくて娘を芸者にさせようとする母親にビックリ。昭和13年の作品だけど、貧乏長屋の暮らしは時代劇とあま…
豊田正子の作文を纏めた原作の映画化。貧乏長屋で暮らし乍らも挫けず明るく努め自分の身の回りを正直に綴方に書いたマーちゃんの一年。小学校の頃から文才を発揮する主人公はデコちゃんそのものとも言えて完全に引…
>>続きを読む◎葛飾区四つ木の土手下に住む貧乏家族の生活誌
1938年 東宝砧 モノクロ 86分 スタンダード
*画質は中、ホワイトノイズあり聴き取り難い
ここもやはり0メートル地帯なのだろうか。
荒川及び…
綴り方とは生活そのもの。貧乏長屋の日常も、文字にすると生き生きと動き出す。綴り方とは観察すること。世間体を気にする自分を発見し、喧嘩ばかりの両親がこぼす笑みを見る。たとえ厳しい境遇でも、書き続けた言…
>>続きを読む主人公 正子(高峰秀子)は、貧しい家庭の子供だけれども、当時 日本は貧しかったのだろう。
酒飲みの父(徳川夢声) も 母(清川虹子)も、山本嘉次郎監督は 貧しさの設定ドラマの定番としての 子供を虐…