綴方教室の作品情報・感想・評価

『綴方教室』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

長屋暮らしの貧しい一家の娘は、先生の指導で作文が上手い。彼女の作文が雑誌に掲載されるが父が仕事を貰っている親方の悪口が書かれていて、騒動となる。先生のお詫びで親方の怒りはおさまる。
しかし父が自転車…

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うどん

うどんの感想・評価

4.5

現代のSNS社会にも通ずる話のように思えた。 ありのまま書き世間に広める事の危うさ。でも先生の教え通りに綴っただけなんだよね…先生も添削してから投稿して😂

浮き沈みの激しい一家だけど、なんだかん…

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家族仲がいいのが何より嬉しい。近所の人からうさぎを二匹もらった時、子供たちだけでなく親たちもちょっと楽しそうなのが良すぎる。高峰秀子の子役時代、可愛かずみに似ているかもしれない。
Kunihiro

Kunihiroの感想・評価

4.0
高峰秀子生誕100年記念。制作主任の黒澤明がどこまで関わっているのかは知る由もないがオープニングから楽しめた。上映後の斎藤明美さんのトークショーも面白かった。

山本嘉次郎監督の製作主任に黒澤明が就いて見違える作品が頻出した気がするが、その初期秀作の一本であり、戦後の吉永小百合主演「キューポラのある街」と作品内容が酷似している気もした。また、高峰秀子が少女ス…

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bourbon

bourbonの感想・評価

5.0
機会があれば、「『綴方教室』の天才少女の真実と聖職者の欺瞞」として当時スキャンダラスな話題となったという、豊田正子著『芽ばえ』理論社 (1959年)を読んでみたい。
生活がどんどん貧しくなっていて辛い。でも書き綴り続ける。

豊田正子さんのその後、『思想の科学』1963年2月号で「母の生涯」で寄稿されてるみたいです。
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1930年代映画:小説実写映画化:東宝:日本映画傑作全集〗
1938年製作で、豊田正子の作文をまとめた同名文集を基に実写映画化らしい⁉️

2023年1,875本目

 https://youtu.be/L4lDg1MzvxM

豊田正子さんという少女の書いた実際の綴方が原作。

同じ歳(13、14歳)の高峰秀子が演じる正子は、貧しい生活にも負けず、明るく元気で、鋭い観察眼と巧みな比喩表現で自分自身の生活を正直に綴る。

5…

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