1970年製作公開。脚本池田一朗。監督増村保造。
やくざの兄とその異父妹。典型的な題材。高校三年生の妹大谷直子を溺愛している兄勝新太郎。
その大谷直子に教員川津祐介が話しかける。/君は成績がいい…
増村保造にしては全体的にテンポ悪過ぎやしないか?と少し観てて興醒めした一作。
主人公のシスコン、勝新に何の感情移入も出来ないのでとにかくキツい。これなら妹役の大谷直子の方が遥かに印象的。
銃撃戦…
勝新演じるやくざの妹役である大谷直子の台詞回しは、増村保造監督が晩年に脚本等で携わっていた大映ドラマそのままで、過剰な思い込みから来る発想の飛び具合なども「スチュワーデス物語」の堀ちえみらを容易に想…
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