座頭市と用心棒の作品情報・感想・評価

「座頭市と用心棒」に投稿された感想・評価

1127sn

1127snの感想・評価

3.0
市さんはさておき、三船のチャーミングなこと。

このレビューはネタバレを含みます

勝プロダクション製作の映画。監督は岡本喜八、撮影は宮川一夫。 
普通ならこうした映画は観ないが、若尾文子出演作なので、観た。 
しかし、若尾文子は梅乃という役であったが、登場場面は少なくて残念であった。 

タイトルからすると「座頭市と用心棒が戦う映画」と読めるが、実際は手を組んでみたり、少し戦ってみたり、と二人の真剣勝負らしきものは「引き分け」で決着つかず。というか、決着はつけず、と言う方が正確か。 

この手の時代劇には良くありがちな、本当に悪い輩が居て、村が二つに分かれて戦う、というパターンを踏襲している。本当に悪い奴は、滝沢修が演じていたが、滝沢修が出てくると「あぁ、これが悪人だな」とすぐに判ってしまうのが通例。 

座頭市と用心棒が居るところに、九頭竜(岸田森)というピストル持った輩が来るが、黒澤明「用心棒」での仲代達矢風である。 

ラストでは、用心棒が座頭市に向かって「化け物」と言えば、「けだもの」と言い返すあたりは、言い得て妙である。 

座頭市シリーズの番外編という立ち位置の作品。 
可もなく不可もなく、という映画。
りんご

りんごの感想・評価

5.0
若尾文子目当てでシリーズ初見。

日本のアクションはもう全部殺陣でよろしいな。かっこよい!

勝新太郎の盲演技が凄くてびっくり。
CS放送をコツコツと貯めているのでこれから色々観る。
この映画の撮影現場ってどんな感じ? 岡本喜八「座頭市と用心棒」

こんな海千山千の強者が集まれば勝新がメガホンをとれば現場は荒れるに違いないだろうなあ。だから勝は製作と主演にとどまりメガホンと脚本を岡本喜八に委ねたのは大正解。


豪華な共演陣を列挙していくと三船敏郎、滝沢修、若尾文子、嵐寛寿郎、岸田森、米倉斎加年(若いなあ)寺田農(めっちゃ若いなあw)細川俊之(本当に若いなあ)常田富士男(いつの時代の映画を観ても変わらんなあw)神山繁等々・・・

「ドン・サバティーニ」でマーロンブランドが「ゴッドファーザー」のコルレオーネそのままの容姿で出てきたかの如く三船が桑畑三十郎そのままで登場するくだりは当時の映画ファンへの温かいサービス精神が感じられます。

後に「ジャズ大名」「EAST МEETS WEST」などを撮った遊び心満載の鬼才岡本喜八を起用した勝新のセンスは今観ても色褪せませんね。

シリーズ最大のヒットらしいです。

ドラマとしては煮詰まることなく終盤に向かい何が主題なのかもうひとつ釈然としないまま幕を閉じた、という印象はぬぐえませんが・・・
勝五郎

勝五郎の感想・評価

4.0
「ゴジラ対ガメラ」(笑)みたいな感じで手に取りました。

単純に面白い映画。
まぁそれぞれがそれぞれのキャラクターとして完成形を構築しちゃっているので、それぞれのその視点から見れば物足りないのかもしれないけれど、そう言う映画・超豪華キャストで贈る娯楽作品として観たからそれで良しでした。

若尾文子は良いし、嵐寛寿郎も常田富士男もいい…兎に角豪華な顔ぶれにニンマリ。
なんたって米倉斉加年と岸田森‼️

最後はなるほどそうこなくっちゃねぇ…といった感じで大団円。


砂塚秀夫…いいよねぇ(笑)
『用心棒』と銘打ってるけど酒浸りで金に汚く、黒澤作品から結構キャラが変わってるがそのギャップが嫌いではなかった
一方で市もなかなかキャラが変わってる、「みんな死んじまえばいい」とか普段絶対言わない
話自体は残念ながら微妙で岡本喜八っぽさはほぼ無かった、ちょっと長く感じた
俳優さん達が豪華です。昔の邦画を支えた方々だけあって、演技が濃いというか迫力があります。

ですが、面白いかそうでないかで言えば面白いストーリーではありません。俳優の豪華さで成り立っている映画であるとさえ言えるのではないでしょうか。

でも、俳優の力だけで最後まで見る事が出来るので、そう言う意味では見て欲しい作品です。
Dai

Daiの感想・評価

1.6
豪華俳優陣に贅沢なセットと金をかけまくった割りに面白くもない。
KEIは

KEIはの感想・評価

4.8
パレで

若尾文子との恋愛描写とか、勝新VSミフネの対決とかありますが、特筆すべきは一番の悪役を演じた米倉斉加年の気持ち悪い演技者ね。あれはヤバイ。

岸田森演じる九頭竜になりたい
岡本喜八が座頭市を撮ってるとは…
三船の声量とオーラが作品を別方向にさせている。メンツが凄過ぎて胃もたれ。台詞過多な所もあり。監督は座頭市のネームを拝借した別作品を撮ろうとしてたのではないか?ちょっと肩に力を入れ過ぎかも?それは尺にも数値として表れている。(今迄は平均80〜90分に対し本作は116分)