青べか物語の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『青べか物語』に投稿された感想・評価

キャラクターが皆いちいち濃く群像劇として見応えがある。山茶花究に驚く。濃厚な生きものの記録。新藤兼人だもの。
犬田

犬田の感想・評価

3.3
2回目。
オムニバス的でやや散漫な感じがするが人々は生き生きしている。
左幸子、市原悦子が特に良い。
東野英二郎演じる爺さんのウェ~イという声がいちいちうるさい。
mat9215

mat9215の感想・評価

3.0

冒頭の空撮から始まる、江戸川下流域の広大で真っ平な風景。カメラが地上に降り立つと、そこには野鄙な人々が住まう。後にアメリカの映画会社のテーマパークが築かれたり、高層集合住宅が溢れたりして風景は一変し…

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橋の向こうに俗なる桃源郷
最初、テレビ放送、東京12チャンネルで見たのかな。それから、銀座並木座で見た。その後、動画で観たりしたが、画質悪くいい画質で観たいと思ってたところ、衛星劇場に加入し、いい画…

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埋め立てで失われようとしている東京郊外(浦安)の余りにミニマルで寂寥とした風景と(川島雄三には珍しい美しい構図で撮られた風景の数々)、市井の人々の猥雑で喧騒的な営みとが対照的にあって、その真ん中に(…

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川島雄三探索枠

ネット上で傑作とか川島ベストとかいろいろ書いてあって気になり見てみたが普通の出来だった。

山本周五郎の原作はそのタイトルのユニークさとかわいい感じから気にはなっていたが、実際に手に取るまでにはいたっていなかった。今回、本作を通して間接的に味わうことができた。

浦安の60年代初頭の風俗が…

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山本周五郎の短編連作『靑べか物語』(1961)の映画化。原作は、若き日の著者が風景を気に入って一年半過ごした浦安の思い出を綴ったもの。地名は浦安→浦粕、江戸川→根戸川に変えられている。”青べか”とは…

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昔は東京からほんの少し離れただけで田舎なんだなぁ。田舎らしくプライバシーもないし女性達が強い。

浦粕の人々の様々なエピソードが面白くもあり、しみじみと味わえるような作品。

2023-403
Ju…

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ロケーションが最高。すでに失われた、あの時代のあの時しかない瞬間を切り取っている。

登場人物が多くて様々な物語が綴られるが、よくある群像劇のように、あの話がこの話の伏線となって繋がって最終的にクラ…

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