がめつい奴の作品情報・感想・評価

『がめつい奴』に投稿された感想・評価

3.2

関西の方言、「がめつい」という言葉を全国に浸透させた作品との事。


通天閣が見える釜ヶ崎、
大阪の新今宮のあたりだ。

底辺まで下落した世界観、簡易宿泊所におけるドタバタ騒ぎ。





新今宮と…

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土地の権利証をめぐる、大阪釜ヶ崎の悲喜劇。女を騙し、権利証をい取り上げた男を刺す。そして死体は…消えてしまう。梅干しの壺の中のカネが楽しい。三益愛子の代表作。」
Gocta
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戦後の釜ヶ崎を舞台に、簡易宿泊施設を営む強欲な老女とその息子、そしてそこで生活する人々の姿を、かつての地主の娘が土地を取り戻そうとする様子を軸に描くブラック・コメディ。面白くは観れたけど、後味は必ず…

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どいつもこいつもがめつい奴ばかり。
生き抜いていくためのバイタリティたるや。
戦後の釜ヶ崎って、こんな感じだったんだな、と、素直に考えていいのだろうか。
窃盗に喧嘩に殺傷事件に…。
かっぱらえるもん…

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しぶとく生きるドヤ街のバイタリティ
と、きらめく東宝スター軍団

ストーリーは大阪・釜ヶ崎のドヤ街で簡易宿泊所を経営しているお婆さん(三益愛子)と息子(高島忠夫)、彼女に可愛がられている戦災孤児(中…

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3.8

『太陽の墓場』と同時期にバイタリティー溢れる西成の人間を明け透けに描いたドラマがあったとは、登場する奴らは脇をはじめみな個性的な奴らばかりだけれどそれを統率する強欲な三益愛子の存在感が圧倒的でみな彼…

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koss
3.2

オープニングの空撮とナレーションから、思わず川島雄三を思い出してしまう。何度も映される丘の上からの通天閣も「貸間あり」に似ている。

ロングラン記録の舞台の映画での拡大収益を狙う藤本真澄、その役目を…

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4.6

西成で宿を経営する三益愛子とそこを根城にする人々の騒動を描く。

登場人物のほとんどが外道!しかし皆生命力に満ち溢れてる…この逞しさ、現代人は見習うべきかも。

森雅之のこんな素っ頓狂な役初めて…

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東宝オールスターズによる貧民窟映画。菊田一夫の舞台の映画化。子どもの使い方など、どこか黒澤の「どですかでん」と通じる作品。しかし昔の役者はひとりひとり個性的ですね。素晴らしいすぎます。
kurage
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戦後の大阪・釜ヶ崎。ドヤ街の道路を人形を抱えたじゃりン子チエ(中山千夏)が斜め横断したため、往来する車が正面衝突。
逃げたチエ(役名はテコ)が皆に「事故やでえ」と知らせると大人たちが一斉に工具を持っ…

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