煉瓦女工の作品情報・感想・評価

煉瓦女工1946年製作の映画)

製作国:

上映時間:63分

3.6

『煉瓦女工』に投稿された感想・評価

幻の映画に相応しい検閲で御蔵入し戦後公開となった千葉泰樹監督の最下層で蠢く下町人情劇の秀作。黒澤明「一番美しく」の矢口陽子が、夜学に通う前向きな女工を演じて清々しく、悦ちゃんや小高兄弟の子役等も好演…

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うどん

うどんの感想・評価

4.3

川辺の長屋に住まう人々の日常。

貧しい生活下にあっても無邪気で明るいこども達の姿に胸打たれた。

後の黒澤明夫人・矢口陽子さんが主演。勝ち気な少女で可愛らしい。 夜学に通うようになったのにいつ…

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Kunihiro

Kunihiroの感想・評価

3.5
千葉泰樹特集にて。戦後はこの手の映画が多いので、これで検閲とは少し拍子抜けした。
Gocta

Goctaの感想・評価

-
貧乏長屋の人々の様子を、少女たちの交流を中心として捉えた群像劇。面白く観れた。
tosyam

tosyamの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

カーストはカーストでもこのころはまだギッチギチではなかった。ゆるやかな共同体同士の接触交流があったので人も風景もここちよくビターでダークだがファンタジー。プロレタリア映画はまだまだエンタしていた。今…

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矢口陽子(みさ)
三島雅夫(みさの父/大工)※
三好久子(みさの母)
小高たかし(みさの弟)
徳川夢声(樋口良三/春日亭梅風/浪花節の流し)
水町庸子(その妻)
悦ちゃん(娘千代)
未鮫洲(家主)

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1940年代映画:小説実写映画化:南旺映画〗
1946年製作で、野澤富美子の短編小説を実写映画化らしい⁉️

2023年1,955本目
半兵衛

半兵衛の感想・評価

3.7

1940年という世相のなかでよくこれだけプロレタリアな映画を日本で作れたと感心してしまう、横浜鶴見区の貧しい生活を送っている人たちの暮らしを虚飾抜きで描く演出が圧巻で戦争のさなか時代に取り残されたか…

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1940年に制作されたが、検閲に引っ掛かり戦後になって公開された作品。
今観ると、どこが引っ掛かったのかわからない。プロレタリアートだとされたらしいが、貧しい人々の生活をそのまま描くことすら許されな…

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eiganoTOKO

eiganoTOKOの感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん…
これはちょっと勧善懲悪ぽくて、いま見ると被差別当事者のひいき的な優しい差別にみえる。
でも、そのような表現も大事ではある。
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