死が生を際立たせる、を表現したいのかもしれないが、沖縄での間延びした日々は、「菊次郎の夏」同様、内輪感が強く感じてしまって、思ったほど琴線に触れなかった。また、女性の存在をあまり上手く活かせていない…
>>続きを読む大々的なストーリーがあるわけではないが、ただ画に惹き込まれていく。無駄な画が多く感じるのに無駄な画がひとつもないのだと感じる。圧倒的な静の中に余白なく降ってくる動。キメ顔をするような配役は居なくて皆…
>>続きを読む北野武には拘束された時間が必須な要素としてあると思う。
菊次郎でも、本作でも、8-10×でもそこには退屈な時間が流れていて退屈は如何に潰すか永遠に北野武は暇つぶしをしている気がする。
だからこそ…
©︎1993 松竹株式会社