自由奔放で享楽的な狂騒の20年代を象徴するようなフラッパーな女性ルル。あちこちに魅力を振りまき悪びれる事なく男たちを翻弄するのにまるで憎めない蠱惑的なファム・ファタール。
男たちにむんずと掴まれる…
アルヴァがオスカー・アイザックに激似
ずっと音楽が楽しかった
どこかの作品紹介に'ルルに魅入られた男女が勝手に破滅していく'って書いてあったけど、伯爵夫人だけは明確にルルによって破滅させられていたよ…
ルルには、何かおよそ人間的でないところがある。最後に唐突に登場する切り裂きジャックに人間の対極の残忍さとしての非人間性の位置が与えられているとすれば、人間と非人間の対立からさえも初めからどこか超越…
ルイーズ・ブルックス演じるルルが男たちとハグし頬をよせキスすると「パンドラの箱」が開けられた状態になってしまうという悲劇。これをキスの反復で見せ、あのラストにつながる瞬間が凄まじい。あのここぞとばか…
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