続社長学ABCの作品情報・感想・評価

「続社長学ABC」に投稿された感想・評価

★社長室に出勤してくる会長と社長、その部下たちと王さん一族の続はちゃめちゃ劇。
★社長と会長の微妙な空気感が面白くていい。にしても、役員たちがみんなアホで大丈夫かこの会社、ってなります。
★管理職の威厳がなくて、仲良しこよしやっていて、斬新。
社長シリーズ最終作「社長学ABC」の続編。
これが本当にラスト。

今作では、久々に小林桂樹さんの泥酔っぷりが楽しめる。
いつもは色気より食い気といった感じだけれど、団令子さん(新宿のバーのママと福山の芸者“さんご”の2役)とイチャイチャ。
普段崩れない分、いったん崩れるととことんまで崩れるのが面白い。
まあ、小林さんには司葉子さんという美人の奥様がいるわけで。
劇中、司さんとのシーンで「昔は可愛かったなあ」とぼやくシーンがあるのだけれど「いやいや今でも充分可愛いだろ」と心の中でツッコミを入れながら見ていた。

お座敷での宴会芸も久しぶりに登場。
「女性上位」という、芸と言うのかコントと言うのか…。とりあえず小林さんの女装が色々な意味ですごい。足が意外と綺麗で驚いた。

本日が誕生日の怪優・左卜全さんが広島の珍味会社「阿藻珍味」の会長役で出演。
アクの強〜い演技を期待して待っていたら、ほんの一瞬だけの出演で面喰らってしまった。

最終的には、仕事も恋(関口&内藤カップル)も上手く行くという大団円で終了。
飛び立つ鳩の数がすごい!

2016.2.6 BSフジ
菩薩

菩薩の感想・評価

3.5
シリーズ33作目、遂に最終作。森繁会長の指南が効いたのか、浮気の虫が騒ぎ出す小林社長。取引先との一席では久しぶりにお座敷芸を披露、小林の女装は破壊力絶大。ちなみにあちら側の会長に左卜全、小粒でもぴりりと辛い。前半部にボウリングが出てくるのはさわやか律子さんブームの影響か。ラストはやっとこさ森繁が大社長に就任、大団円にて幕。

これにて社長シリーズ一応の完走。とは言え正編はあれど続編は無いものばかり、レンタル業者さん並びにデアゴスティーニ辺りに期待したいところ(ついでにATG作品も…)。ともあれ、寅さんにしろ、釣りバカにしろ、駅前シリーズにしろ、年1喜劇シリーズ物が一切姿を消している現状には寂しさを感じる。
この時代の日本喜劇映画としては珍しくガッツリ前作と繋がっている。なので前作を観ていないとわかりづらいと思う。しかし、仕事のシーンの全てが「接待」っていうのは笑える(^_^;)ほとんど仕事してない...。働いた先には幸せな未来が待っている。高度経済成長期の日本の姿が捉えられている、ある意味貴重な映像資料ですな
いよいよ本当のラスト。今見ると台詞の多くは、死語になったが、現代のサラリーマンの口語としては、正しくも美しい表現が散りばめられている。貴重な文化遺産ですらある。