社長太平記の作品情報・感想・評価・動画配信

『社長太平記』に投稿された感想・評価

犬田
3.6
海軍のノリを引きずったままの会社生活が何だかんだいって楽しそうに描かれる。
このシリーズ、毎回わきを固める三木のり平が今回特に笑えた。
取引先をぶん殴ってその後それで済むとは思えない。
戦友が話にからむところは、1959年だな。会社が火事になったり、浮気のパターンが確立されたり、賑やかだが、落ち着きに欠ける。撮影・玉井正夫、助監督・古沢憲吾。
忠誠を誓う対象が国家から会社に代わった戦後。
今なら社畜と揶揄されるサラリーマンと彼らを取り巻く女性たちのバイタリティー。
松林和尚の軍隊経験が入っているかも。

 ようやくコメディ映画らしいシチュエーション(軍隊時代と階級が逆転する)が導入されて面白くなるかと思いきや、相変わらずヌル~い描写が続くので困ったもの。もはや続編に引っ張る仕掛けすら用意されない。た…

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シリーズの円熟味が上がってきて、戦後パラシュートを原材料に下着メーカーに発展させた二等水平森繁久彌が社長に、兵曹長小林桂樹が専務、艦長加東大介が庶務課長と、戦中海軍の序列と逆の地位にあるため、時折双…

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社長シリーズ初鑑賞、コレは全33作中の第6作(だそうです)。下着メーカーの錨商事の社長(森繁)、専務(小林桂樹)、庶務課長(加東大介)の性格の違い、3人の軍隊序列が逆だった歪みがもたらす気を使い合う…

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3.6
当時は55歳で定年だったんか!
60年安保を翌年に控えて、戦争を笑いに出来るようになったニッポン。

ケラケラ笑えた。下着会社が舞台のサラリーマンコメディ。戦争中巡洋艦荒神の二等水兵だった男が社長に、兵曹が専務に、艦長だった男が課長に。戦後の会社には軍隊の名残があったんだな。
海軍キャバレー大和なる…

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いつもの社長シリーズだが、ひと工夫あり面白くなっている。

戦時中は加東艦長〉小林〉森繁の軍隊階級、戦後の今は森繁社長〉小林専務〉加東さん。
随所に軍隊時代の名残りが態度にでる面白さ。
小林さんが森…

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軍隊時代にしごき倒した一兵卒が社長になり、かつての上長は専務になる。
表面上は従順でも、飲みの席や日々の陰口では、つい昔の癖がでてしまったり。
もしかしたら実際にもそんな事があったかもしれないな。

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