釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない !?の作品情報・感想・評価・動画配信

釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない !?2004年製作の映画)

製作国:

上映時間:107分

ジャンル:

3.3

あらすじ

「釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない !?」に投稿された感想・評価

真世紀

真世紀の感想・評価

4.0
シリーズ中屈指のしっとりとした秀作。

コンサルタント会社が鈴木建設にリストラになる人事制度を提案。そのコンサルタントであるヒロインが帰省、幼なじみの魚類研究者との話に、二人には釣りに出た秋田で知り合ったハマちゃんが絡む。

人事制度改革と社員の幸福、負け犬といった会社をめぐる話題を押さえつつ、何よりも劇中、鈴木社長宅で奥さんが小津監督の「麦秋」を観ているという露骨過ぎるオマージュ。こうも臆面もなくやられると逆に痛快。何しろ映画の中で流した原節子・杉村春子の対話を江角マキコ・吉行和子でカバーしてやってしまうのだ。

松竹ならではの財産を強引ながらうまく利用してます。
kthk1914

kthk1914の感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2022年80本目。小津安二郎オマージュカットで江角マキコが結婚する合間に、秋田でなまはげの格好で釣りをする浜ちゃん。江角マキコって綺麗な人っていう印象が強い1作。
最近「喜劇×人情」のバランスが安定してきたが、本作もその延長で安定の面白さはある。

ただ今回気になったのは、新幹線の中で大声で電話したり、釣りで結納をすっぽかしたり、ハマちゃんがガチで周囲に迷惑をかけるところ。

ハマちゃん、仕事は出来ないけど、その優しい人柄から周りからは好かれている、みたいな設定がちょうど良いバランスだと思うので、こういう描写は普通にムカついてテンション下がる。

本シリーズは「男はつらいよ」等と比較してリアリティーラインが低い(現実に近い)設定であるからして、逆に時代の影響を受けやすく、今見るとポリコレ的な意味合いで危ういところが非常に多い作品であることは承知しているが、今回はポリコレどうこうではなく人としていかんでしょ、みたいなところなので非常に気になった。

以降、気をつけること。遅いか。
新任課長が優しすぎる...
浜ちゃん的には良い意味で
それ以外の人には悪い意味で
2021.10.12
好き。寅さんみたいな、小津監督作品みたいな…ところどころオマージュがあって古きよきな雰囲気があって好き。
浜ちゃんは新任課長をまんまと騙して長期休暇獲得。そこで出会った婚期を逃したキャリアウーマンのヒロインに江角マキコ。お魚博士との結婚へ。キューピッドは浜ちゃん。
舞台は秋田。今回も美味しいものたくさんでてきたな。
丸木

丸木の感想・評価

3.7
個人的にシリーズNo.1

シリーズ中1番感動と笑いのバランスが取れていて、時代背景、日常のふとした映像表現に優れた作品。

仕事では、リストラの波を受けて鈴木建設に経営コンサルタントが登場。ハマちゃん授業参観で魚について熱く語る。
魚の研究者は今でいうコミュ障だが、しずかちゃんみたいな恋愛感のラブストーリーが展開される。

バブルの時に土地に手を出さなかった社長。小津安二郎の映画。母親がプロポーズ。社長の娘京子。スキルチェックシート。花一匁する子供。ナマハゲ姿で釣り。秋田太鼓。
などなど見どころたくさん。
hoteltokyo

hoteltokyoの感想・評価

4.2
西田敏行演じる出世よりも釣りを優先するサラリーマン浜ちゃんと、三國連太郎演じるその企業の取締役代表鈴木社長ことスーさんによるドタバタコメディ。新しい課長を言いくるめて長期休暇を取る浜ちゃん。そんな浜ちゃんが釣りに向かった秋田県で、なんとたまたま自社の鈴木建設のコンサルを担当する江角マキコ演じる秋田美人・薫と出会う。婚期を逃した薫は仕事に生きるも、本音と建前の間で揺れる日々を過ごす・・的な物語。

14から監督が代わり、朝原雄三監督に。エンタメ要素の強い14からどのような物語を描くか楽しみにしていたが、心配無用の涙腺ホロリ、いつもの釣りバカクオリティであった。そして今度の美人枠は江角マキコ。婚期を逃した役作りで、不況の波が押し寄せる鈴木建設の立て直しを外部コンサルの人間として任されていた。時たま現れる釣りバカの不況ネタは当時の日本の経済状況を表していた。そんな時代背景の中、薫は社員の首を切れば数字的には回復するが、はたしてそれが本当に最善の策なのかを問う。そんな中、地元秋田で寡黙な存在だった幼馴染に婚約者がいることを知る。

地元秋田のこと、外部コンサルとしての仕事のこと、自分の置かれた立場や状況の難しさに立ち向かいながらも誠実に生きる薫の人生。今作は珍しく浜ちゃんよりもスーさんが活躍する珍しい回。不況でも、仕事がうまくいかなくても、どんな問題が起きていようが釣りバカに不安なし。
ゴン吉

ゴン吉の感想・評価

4.0
西田敏行主演の「釣りバカ日誌」シリーズの第17作目。

ハマちゃん(西田敏行)は釣り仲間のスーさん(三國連太郎)が社長を務める鈴木建設の平社員。 
鈴木建設は経営コンサルタント会社に評価してもらい、リストラ案が提示される。
一方で経営コンサルタント会社の早川薫(江角マキコ)は、スーさんの昔ながらの経営手腕を高く評価する。
そんな折、ハマちゃんは新任課長を騙して一週間の休暇を取り、秋田へ釣りに出かけてしまう。
新幹線の隣席で早川と知り合い、さらに磯釣りで水産試験場の研究員とも知り合う。
早川と研究員の二人は実は知り合いで……

キャリアウーマンやリストラなどの社会問題を織り込んだ作品です。
地方から上京し、男性社会にもまれながらも仕事をこなしてきた女性社員が、久しぶりに故郷に帰ってみると同級生たちの多くは結婚して子供まで作って幸せな家庭を築いていた。
仕事一筋の独身キャリアウーマンは、負け組と揶揄されていた時代です。
家庭と仕事の両立が当たり前になりつつある現代社会。
女性の幸せとは?を問いかけていますが、現代社会の価値基準とはギャップがあり、時代の流れを感じます。
一方、このころはリストラが社会問題になっていた時代ですね。
スーさんの社員を大切にする社長としての考え方が素晴らしい。
作品中に流れる小津安二郎の「麦秋」(1952年)は未鑑賞ですが、「麦秋」を知っていると本作品の理解が深まるかもしれません。

「あの子が欲しい あの子じゃわからん 相談しよう そうしよう♪」 

主なゲストは、キャリアウーマンを演じた江角マキコ。
本作の釣りは、東京湾のメバル、秋田の磯釣りでの真鯛、秋田の川釣りのヤマメ。

BS TV東京で鑑賞
今回は社内シーンが少なめ。
大分マンネリ化してるが、最後まで見きる予定。
2021|90
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