『社長漫遊記』
1963
東宝
「わたしゃね今回アメリカで痔の手術をしたんだよ。だから私の体にはねアメリカ人の血が流れておるんだよ」
社長シリーズ第16作。人情味あふれる加藤大介。宴会部長三木の…
長回しで広いセットをシネスコの横長画面で映した映像は、舞台のような雰囲気がある。
特にメインの4人が同時に映っているカットが多くて良かった。
アメリカかぶれの社長を演じた森繁久彌がやっぱり上手い。…
1963年 杉江敏男監督作品 92分。太平洋ペイントの堂本社長(森繁久彌)は、アメリカ旅行から帰る。すっかりアチラに気触れた堂本は幹部を集め、肩書で呼ばない、レディファースト、接待禁止等の「改革」を…
>>続きを読む小僧っ子の時は社長シリーズなんて見向きもしなかったけれど、作品に流れるおおらかさとか空気感が心地よい。
オトナになったからなのか……
本作のキャッチコピー
「美人かき分け浮気旅! 63年型デラック…
初めての社長シリーズがこれでよかったのかどうかはわかりませんが、たわいもないストーリーになぜかホッとするのは、幼いころにこの時代の空気を吸っていたからでしょうか。モリシゲ、小林桂樹、加東大介、三木の…
>>続きを読む フランキー堺の芸達者ぶりに感心した。「アメリカ人風"アカシアの雨がやむとき"」などという、タモリみたいな芸が最高。これだけでも一見の価値ありですよ。
雪村いづみと流暢な英語で会話したあと、バリバ…
アメリカかぶれに嵌った社長森繁久彌が徐々にペンキが禿げる姿が愉快な杉江敏男監督のシリーズ安定の秀作喜劇。九州支社長三木のり平が、天草四郎ドタバタ芸の秀逸さを始め終始作品をリードした功績者。対して営業…
>>続きを読むU-Nextで鑑賞。社長シリーズの一話を全編通して見るのははじめてと思います。
釣りバカ日誌鈴木建設の鈴木社長以下役員の演技は本シリーズを参考にしているのだろうな、とまず感じました。高度成長時代とバ…
今回は塗料メーカーの社長、欧米の視察から帰ってきてからは、何事もアメリカ流に変えると言い出し、周りは右往左往。
よく笑わせてくれるが、英語と日本語がチャンポンになった打ち合わせと、三木のり平の宴会芸…