父親に自分の性質と合わない教育を受け、自分の本当の家族は他にいる と思いながら父の失望を感じ、父の希望通りの冴えない人生を送っていたクオイル。
たまたまガソリンスタンドで男と言い争いをしていた女を見…
島。
ちょっと地味な印象があるけれど、じんわりと沁み渡ってくる感じの作品。
個人的にとても好きだった。
閉鎖的なコミュニティや天候に恵まれない土地の風土を、重苦しくなく、湿っぽさを前に出さずに描…
主人公クレイルは親から愛されず育ち、その両親も突然自殺。
勢いだけで迫ってきた女と結婚し、娘を持つが、嫁は男遊びばかりで、ついに娘を連れて家出。嫁は交通事故で死亡し、娘も闇の養子売買組織に売られると…
辺鄙なところに住むと、暮らし方を変えないといけないけど、厭世的に暮らしていたクオイル(ケビン・スペイシー)が、あんなにスムーズに島の人たちに溶け込むのに違和感。
ハチャメチャなペタル(ケイト・ブラ…
序盤クオイルと比べたら私の不運なんてと思えるくらい気の毒。自分のルーツの土地を新天地としてやり直そうとするけど自分のルーツ事態がヤバくてまた気の毒。
50年手付かずでも壊れなかった家が嵐で一瞬に粉々…
ケヴィン・スペイシーってやっぱり上手いな。お手本のようだね。転ぶシーンひとつとってもあんな上手に転べるもんかね。終盤の娘を抱き締めて椅子に座るシーンなんて無駄な動きが一切なくて完璧だった。カメラにど…
>>続きを読むさらりと、見えてないものを見えているようにみせる演出はハルストロム節だと思うが、実際の過去と現実を超えて心の中に見えているものを、ない交ぜにしたまま溶かし込んでいく感じは、映画の醍醐味。
ケビンスぺ…