アニメちゃんの作品情報・感想・評価

「アニメちゃん」に投稿された感想・評価

imapon

imaponの感想・評価

3.1
108周年 本宮映画劇場まつりにて
円谷の貴重なジョブナイル。

弟マンガくんの描いた(上手すぎ)怪獣がムシバのガバドンみたいに実体化。宇宙線ならぬ姉アニメちゃんのコンピューター電波。

小学校1年というか幼稚園の頃の気持ちになって鑑賞しようとしたけど、アニメちゃんの山田恭子他、怪獣とかの声が甲高くてかなりキツかった。内容は楽しい。

キャストに妙があり、ママがアニメソングでお馴染み大杉久美子、パパがヒデとロザンナの出門英、お爺ちゃんがあきれたボーイズの坊屋三郎、出版社の編集さんがウルトラマンレオの真夏竜。おまわりさんはイデ隊員の二瓶正也が髭面で。怪獣使いがヘイ・ユー・ブルースの左とん平。

ブースカのラーメン、カネゴンのお金、はお馴染みだが、ピグモンがガソリンしか食わないというのは初めて知った。記憶ではキュラソ星人なんだが。
カネゴンはパソコンを雑に直す、機械に強い特技あり。
活躍の中心はやはりブースカになるのは本来のキャラから必然か。

でぶっちょ半ズボンのボスが良い。アニメちゃんのこと好きなの♥️
弟マンガくんのオチビちゃんぶり。泣き顔かわいい。

まつりスペシャルゲストのタブレット純が多方面知識から観客の中で一番楽しんでた感じなの微笑ましかった。
前日に観に行った友達から教えてもらい、『ラブ・アンド・サンダー』後に観てきました。『ラブ・アンド・サンダー』と同じくタイトルに裏切られた作品。ザムザ阿佐ヶ谷の本宮映画劇場まつりにて。本宮映画劇場の話を聞いていると、かつてアポなしロケで訪れた小坂町の花園館を思い出した。あそこも芝居小屋スタートだったからね。

美術助手で及川一の名前を確認。平成ガメラとか『スパイ・ゾルゲ』(日本アカデミー賞最優秀賞受賞)とかを後に担当した秋田出身の美術監督で、とある縁で自分が中学時代にお会いしたことがある。19年に亡くなった話を聞いた時は驚いた。

『ウルトラマン物語』の同時上映作品で、公開当時以降ほとんど上映されていない幻の作品。なのに映像が超綺麗。ニュープリントされてるらしいと上映後のトークショーで言ってた(個人的にはパレで『ダイゴロウ対ゴリアス』を観た時に、湖の反射も分かるくらいのプリントの綺麗さに並ぶくらいの衝撃)。父:ヒデ、母:アタックNo.1主題歌大杉久美子、祖父:あきれたぼういずで「ウルトラマン80」の校長の坊屋三郎という家族の長女の名前が「アニメちゃん」。アニメちゃんがコンピューターの天才でひょんなことから弟の書いたブースカ、ガラモン、ピグモンを実体化。「ウルトラマン」イデ隊員が近所の警官、「ウルトラマンレオ」が漫画家のヒデに原稿をもらいにくる編集さん、「とん平のヘイ・ユー・ブルース」が怪獣トリオを雇うバイト先の社長。もうキャストと設定でお腹いっぱい。ストーリーは怪獣トリオのちょっとした騒動と大団円。アニメちゃんの狂気にも見える振る舞いと、ボスのほのかな恋心が良かった。坊屋三郎と囲碁?将棋?をするピグモンという奇跡のショットに感動した。
とてもレアな作品らしい。
当時、特撮マニアたちもスルーしがちだったとか。
ブースカ、カネゴン、ピグモン。3人の怪獣たちがのほほんホームドラマの世界で大活躍。すんごい可愛かった!(あんまりいい怪獣じゃない子も思い切り可愛くなっているとか。)80年代の渋谷歩いてたりするのも、風俗を楽しめて面白かった。渋谷、あざみ野、向ヶ丘遊園。
ヒデとロザンナのヒデが漫画家のパパ役で出ているぞ。
ラピュタとメモしましたが、正しくはザムザ阿佐ヶ谷(地下)です。
神保町のシェア型本屋「猫の本棚」さんでチラシをもらったのがきっかけで。本宮映画劇場まつり(本宮映画劇場108周年イベント)にて。片桐はいりさん主演の連作短編映画「もぎりさん」(キネカ大森上映前ムービー、12本分、大九明子監督や瀬田なつき監督など)と2本立て。弁士の山田広野さん司会で、本宮映画劇場3代目(ラピュタ勤務)の田村優子さん、「場末のシネマパラダイスー本宮映画劇場」の編集者の青木さん(普段あんまりトークイベントの場などに出てこないらしい)、名画座かんぺ発行人ののむみちさんトーク付きの回で、映画愛あふれるステキな会。夏休み感あるイベントで、小さい頃に数回行ったことがある、市の公会堂みたいなところでやっていた東映アニメ映画まつり(?)を少し思い出した。とても楽しかった。

これで一旦しばらく阿佐ヶ谷を離れるから、いい思い出になったな。108周年の回ってことは毎年何かしらやるのかな?また行こうかな。

湯浅憲明監督は、大映がつぶれた後に円谷でガメラなどを撮っていたことで有名らしいけど、私は今日会場にポスターが貼られていて青木さんにおすすめされていた「ボクは五才」観てみたいと思ったな。子供映画の傑作らしい。字が読めない子供が、絵を使って旅をしていく(自分の記憶をたどっていく)話らしい。そのアイデアだけで既に惹かれるな。(パパ役の)宇津井健特集とかあったらやるかも、とか。
TKKKIK

TKKKIKの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ソフト化されていない映画なので記憶の限り内容をメモします。


パソコンを操作するアニメちゃん(姉)と、アニメちゃんが壁に描いた快獣ブースカ、カネゴン、ピグモンの落書きを見て「ブーカーピーに会いたい!」とお願いするマンガちゃん(弟)。
パソコンでロボットを作図しており、完成すると同時に誤作動を起こして、机から落下したパソコンから虹色の光が壁の落書きを照らしてブースカ、カネゴン、ピグモンが実体化する。

タイトルロゴが表示されてアニメちゃんがオープニングを歌い、怪獣達と弟が一緒に踊る。

お使いを頼む母親から逃げるように鏡の世界(異次元空間)に逃げ込む。(以後出てこない)
空を飛べるブースカ、火を吹けるピグモン、計算と修理ならなんでもできるカネゴンの能力紹介が行われる。

お使いに行ってくるから部屋でじっとしててね。弟にはバレないように見張っていてね。とお願いするが、アニメちゃんがいなくなった瞬間にやりたい放題。カネゴンがアニメちゃんの貯金(600円とちょっとしかない)を食べてしまう。

お腹が空いたので外に出ようといい、漫画家の父親と体を鍛えている祖父に見られる。(幻覚だと思われている。この時点ではまだ母親に見つかっていない。)
ブースカは我慢できずに冷蔵庫の中の食べ物を全部食べてしまう。

この頃、町では泥棒騒ぎが広がっており、父親の編集と母親が荒らされた冷蔵庫を見つけて泥棒の仕業だと断定し、編集が警察を呼ぶ。
アニメちゃんと遭遇した警官が「アニメちゃんの家に泥棒が来たよ」といい、アニメちゃんは警官の自転車を奪って家に向かう。「待って!」と叫ぶ警官が怪しい男が乗るトラックにもたれかかる。(もたれかかるだけだが、男が動揺して姿を隠す。)

アニメちゃんは弟と怪獣を庇うために私がやりましたと嘘を言うと警官が到着し、このままではアニメちゃんが犯人なので編集に「お前が呼んだのだからお前が追い返せ」と祖父が言う。
弟を庇っているのかと勘繰った父親が本当の事を言うように詰め寄るが、弟が「怪獣がやった」と言い、話がややこしくなる。
ブースカ達は「僕達のせいで怒られてるから謝ろう」と言い、家族の前に姿を表す。
この瞬間に戻ってきた編集はびっくりして、原稿を貰わずに「疲れているのだから帰ろう」と言って帰る。

最初は受け入れられなかったが、将棋が上手いピグモン、料理が得意なブースカ、計算が得意なカネゴン、更に3人をベースにした漫画を父親が描くことにしたため、受けいれられる。

場面は変わり、いじめっ子のボス(名前)に弟がいじめられており、それをブースカが助けるシーンが挿入される。

ブースカは大量にご飯を食べ、カネゴンは金を食べ、ピグモンはガソリンを食べるので食費がパンク気味になってると愚痴を漏らす両親の会話を聞いてしまった怪獣達は、アルバイトを始めようと言い街へ繰り出す。

怪獣を探しているというサーカス(遊園地)のおじさんに出会い、最初は拳銃型のライターを突き付けられたり、盃を交わすので子供のピグモンは飲むなと言うがただのお茶だったりと、ちょっとおかしい人だから逃げようと言うが、実際は子供達を楽しませる為に必死に頑張る良いおじさんだったので子供達と遊園地でたくさん遊ぶ。
最後はゴミ拾いをしてお給料の一人一万円を貰うが、軽トラに乗って帰っていったあとおじさんが財布を落としたのを見つけ、「交番に届けたいけどお腹が空いたからラーメンを食べてから届けよう」と言う。

場面が一度変わってボスといじめっ子軍団のシーンになり、怪獣達に仕返しをしないと面子が保てない、ボスは実はアニメちゃんの事が好き、などの会話が行われる。

ブースカ達がたどり着いたラーメン屋はボス(いじめっ子)の家で、妙にお金をたくさん持っており、明らかに自分の物ではない黒い財布を持ったブースカ達を不審に思ったボスは、復讐の目的も込みで父親に「彼らが噂の泥棒だ」と告げ口する。
街中から追われる身となった彼らはアニメちゃんの家に帰り、鏡の中に逃げようとするが入れない。
アニメちゃんは「悪い事をしたから入れないんでしょ」と言う。(どういうこと?)

一方アニメちゃんの家では、ブースカ達を元にした漫画が大ヒットしたので原稿料も上がるという話になっており、ブースカ達とお祝いしようと盛り上がっていた。
しかし、泥棒騒ぎの犯人が彼らであると誤認され、アニメちゃんのパソコンで彼らを削除する事になる。弟が「嫌だ嫌だ」と泣き叫ぶ。

一連の騒ぎが起きる前にアニメちゃんの家を出ていた編集は「また原稿をもらうのを忘れちゃった」と呟いていると、先程登場した怪しい男が軽トラの荷台から誰かの家の中に泥棒に入る瞬間を目撃する。

ブースカ達が削除されようとした瞬間、警官とアルバイト先のおじさんが現れて、彼らは泥棒ではないと言い、解放される。
その直後に編集が入ってきて「泥棒が出ました!」と叫び、「もうその話は終わったから」というムードになるが、本当の本当に泥棒だと言い、警官達とみんなで外に出ると、まさに泥棒が盗る物盗って華彫ろうとする瞬間だった。
軽トラで逃げようとする犯人の前へブースカが空を飛んで移動し、車を押さえつけ、みんなで取り囲むうちに警官が集まって逮捕される。

場面は遊園地に変わり、アニメちゃんとマンガちゃんが二人で「みんなの前にも愉快な怪獣が現れるかもね。その時は仲良くしてあげてね。」といった旨の話をしてエンディングが流れる。

エンディングでは遊園地で楽しく仕事をするブースカ達とたくさんの子ども達が遊んでおり、マンガちゃんを背中に乗せて空を飛ぶブースカ、おもちゃ病院(だったかな?)を開いてみんなのおもちゃを治すカネゴン、射的の的になって真ん中に当たったら火を吹くピグモンが描かれて、最後は5人で手を繋いでスキップして終わる。



昭和ガメラシリーズを監督していた湯浅監督の80年代の作品という事もあり、随所に『宇宙怪獣ガメラ』の雰囲気を感じるが、悪意や皮肉、明確なパロディなどが無く、素直に子供達が楽しめるような愉快な物語を描写していたような印象を受けた。

時代もあり稚拙な部分も多く見られ、上映形態の問題か元々そうなのかはわからないが、少年特有の大きな声が常に音割れしており何を言っているのかい聞き取れないシーンも多かった。

特撮としては会話する度にちゃんと口パクをしたり、目をギョロギョロ動かしており、本当に生きているように見せるための工夫が面白かった。
これらの工夫を怠らない上で、怪獣達が実在しない世界なので住人達が「着ぐるみを着ている」「背中にチャックがある」などといじるシーンがあるが、それでも彼らは本物であるという描写がなされているのが楽しかった。

特段優れた円谷映画では無いが、とても楽しめる素敵な作品だったと感じた。



上映会のプログラム内で上映されたモギリさんも映画館あるあるが面白くて楽しめた。
ゲストの方の話も面白く、アニメちゃんに登場したガソリンスタンドの店員さんが怪獣倉庫のおじさんだったと言う話が印象に残っている。
三大愉快獣ブーカーピー
マンガチックな昭和俳優
声優が演じているのも興味深い
まっててごらん

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