歩いている人物を後ろから撮るのが真利子監督なんだな。ディストラクション・ベイビーズも宮本から君へもそうだ。とても残酷だけどとても現実。一人の青年が自殺するだけの話。青年の顔、表情が生々しくて芝居に見…
>>続きを読む浜辺の足跡を消すショット、カップラーメンの前で立ち尽くすなどなどあざといと思ったけれど、ガムテープを窓に貼り付けるところのゴキュゴキュ!みたいな音に本当にやられるし、ラストのレッカーがアクション的大…
>>続きを読む優れた短編映画は、この世界の成り立ちとか本質みたいな見えにくい物を、ナイフで切った断面のようにくっきりと示してくれる。
ダルデンヌよりもハネケよりもこの短い映画が遥かに切実に胸に刺さるのは、ここに映…
陰と陽、光と闇、表と裏、生と死が同じ画面に収まった瞬間のあのシーンが拍手喝采もの過ぎた.....もはや芸術の域
而二不二(ににふに):「而二」と「不二」の二つの言葉がくっついたもの。
・「而…
すごすぎる。とんでもない映画だった。
アイドルが歌って踊る風景を撮影するカメラの端っこで、ひとり死にゆく男。
名前も台詞もなく、延々と映し出される約30分間、男がひとりの人間として捉えられること…
ジャンゴフィルム、真利子哲也