観客がどんなに退屈に思ってもらっても構わない、これが撮りたいんだ、という佐藤真監督の気持ちが伝わってきた。
阿賀に生きるで映ってた人々は10年後ほとんどが亡くなった。あの生活を引き継ぐ訳でもなく、…
このレビューはネタバレを含みます
阿賀に生きる観てない状態で観た。
阿賀町の隣で生まれ育ったので、知っている景色や聞き覚えのある訛りが懐かしく、それだけで切なくなってしまう。
生まれ故郷が寂れてしまうことは悲しくて怖いことだと思って…
このレビューはネタバレを含みます
些かスタイリッシュすぎるのでは、と思わないでもないが気にならないほど良い。
序盤、女性がフルショット程度のサイズで正面から映される。
「天気が良いね」という旨の言葉が聞こえるが、口は動いていない。…
窓のモチーフ(車窓、銀幕、家屋等)。
隣に座っていたジイちゃんが画面内にいるツルッパゲ爺さんの歌?に手拍子送ってた。
ツルッパゲ爺さんがぶきっちょに啜るラーメン、その後ろに煌々としている窓もスタッフ…
2作目ということを知らずに鑑賞笑
これが追憶する映画ということは、ひとつめの「阿賀に生きる」はどれだけ面白いのか。
インサートの裏で喋りを入れて、追憶しているようなぼんやりとした時間を演出してい…