製作者の自死(首吊り)シーンで終幕する前衛映画。かつて結婚の約束を反故にされ絶望したブラッケージは、実際に自らの自殺シーンを撮影し、死後になってその映像を映画に加えてもらうつもりだったらしい。瑞々し…
>>続きを読む街路樹や信号が夏の澄み渡るもしくは巨大な雲のまばらな視界に現れては消えてゆき、高速道路では颯爽と流れる街灯(昼だからこの映画のように光の球のようではないが)が飛び去ってゆく、長い道のり車の後部座席で…
>>続きを読む胎児が見る夢みたいな、死ぬ間際の男が見る夢みたいな不思議な映像。昔、自分が生まれる前の記憶をよく夢に見たのだけれど(病院の近くでシャボン玉をして遊びながら妊娠中の母が戻るのを出迎える父と幼い兄の記憶…
>>続きを読むなにもわからずただ光を希求しているように目まぐるしい。こんな世界の見方をしていたことがあったのかもしれない。40分、サイレント。こんなのはイメージフォーラムに幽閉されて暗闇でただじっと見つめるのが一…
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