新藤兼人の脚本を、吉村公三郎が監督。「四十八歳の抵抗」と同じ59年に、本作のような軽い作品も作ってしまう器用というか、才能に敬服。脚本、撮影、照明、録音も同じメンバーという息の合ったところが伺える。…
>>続きを読む【瀬戸内海を望む架空の平和な市街が舞台。市長宅に一通の脅迫状が舞い込む。続いて「娘に50万円を持って来させろ」という脅迫電話。警察によって厳重な警戒態勢が敷かれるが犯人に勘付かれてしまう。その傍らで…
>>続きを読む意外にも直前にトーキョーノーザンライツ見た『陰謀のデンマーク』とリンクする若者たちが…「電話は〜」は現代の不穏さ過激さからは遠いがご当地映画(倉敷)ぽさもあるコメディ風味に政治性まで織り込み流石。何…
>>続きを読む廣岡市という架空の町だがロケ地は倉敷。市長脅迫事件を軸にサスペンス枠でもコメディ枠でもいけるしなんなら子供枠でもいけるこの映画。メロドラマではないが吉村センセの美学がムンムン、川島並みに評価されても…
>>続きを読むつまらなくはないが、そこまで面白くもない。凡作。ただ吉村公三郎が作詞したテーマ曲は良かった。千田是也はおどおどした役がよく合ってる。サングラス越しの主観ショットは斬新すぎてびっくり。終わり方もなんか…
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