家庭の事情の作品情報・感想・評価

家庭の事情1962年製作の映画)

製作国・地域:

上映時間:93分

3.7

『家庭の事情』に投稿された感想・評価

「四つの恋の物語」(日活)と原作が同じ。こちらの方が製作年も早いということで、ずっと気になっていた作品。
「四つの恋~」は少しコミカルで娯楽要素強めだけど、「家庭の事情」はまさによその家庭を覗き見し…

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源氏鶏太の原作を新藤兼人が脚色、吉村公三郎が監督。定年退職したサラリーマン(山村聰)は、4人の枠目に退職金を分け与える。4人の娘の恋、そしてトラブル。吉村作品としては物足りない。

四姉妹モノではあるが、男性陣も大映らしく上品&軽快。
「大映は男優が弱い」と揶揄されがちだが、これを見るとそんなことはないぞと反論したくなる。
田宮二郎だけ僅かに『黒シリーズ』の臭いがするが、婚前交…

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4姉妹プラス父が各々50万円を手にしたことにより恋や仕事に変化が訪れるお話。出演者が豪華でわくわくする。ジャズレコードを聴くカズオの表情とポーズが良いです

川崎敬三さんが用を足してるときの効果音な…

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Jimmy
4.0

2014年3月27日、シネマヴェーラ渋谷で鑑賞。

ラッシュの電車から始まるこの映画、妻に先立たれた父親(山村聰)と4人の未婚の娘たちを描いた大映らしい作品であり、とっても楽しい気分にさせられた。

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mmm
3.4
このレビューはネタバレを含みます

始めとラストの満員電車がいい。この頃から通勤ラッシュがあったのかと驚かされる。

金の切れ目が縁の切れ目。吉祥寺の家族の話。
ところどころ遊び心で凝った演出が面白いが、全体的には娯楽映画。

映画で…

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3.5
あやや中心のドラマと思っていたので少し残念。脚本家の力量なのか源氏鶏太原作の割には全体のテンポも悪かった。ラストの満員電車の描写も必要だったのか疑問。渋沢詩子さんの魅力が発見できたのは◎。

山村聰萌え映画。

大映が誇るイケメン男優陣がフル登場である意味みんな脇。
渋沢詩子がやかましくってチャーミング。
春子に夢路に紫も出るよ!お正月公開にふさわしい豪華極まりないキャスト。でもやってる…

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家庭の事情×恋愛事情×懐事情なコメディ。
サラリーマンの悲哀も描き、冒頭の通勤ラッシュに呑み込まれる抽象的な有象無象はラストに具体性と背景を持った個人として浮かび上がるも、また社会の波に揉まれていく…

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とある家族の家庭の事情、というより家族たちの恋愛模様を描くアットホーム喜劇

【人物紹介】
定年退職した父(山村聰)
7年前に妻を亡くしている、水商売してる藤間紫と関係がある
この度知り合いの夫人(…

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