スモークの作品情報・感想・評価

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「スモーク」に投稿された感想・評価

ucandoit

ucandoitの感想・評価

5.0
久しぶりにど真ん中来ました。本よし、演出よし、役者よし。低予算の良質映画。なんとトムウェイツとティムロビンスが当初のキャスティングだったとか(トムは音楽で参加)。ハーヴィーカイテル、ウィリアムハートも大正解です。ポールオースターの小説にはまりそう。
どこまでが真実でどこからフィクション、という作家的視点もグッとくる。
モノクロのエンドロールは沁みた。
音楽も素晴らしい。デッドのジェリーガルシアのスモークゲッツインユアアイズ。泣けた。5/5。
JUNPEI

JUNPEIの感想・評価

3.9
久々に見ましたが、好きな話たちが
散りばめられており、大変味わい
深い映画です。

テイストも間も、映像のカラーも
どこもかしこも好き。

冒頭のタバコの煙の重さの話、
どこかで披露したいと思って
ずっと覚えていた。

ハーヴェイカイテル、いい役者だなぁ。
勉強不足なのか、琴線にふれなかったのか。
ラストの話しに、それまでの4話いる?って思っちゃった。
まぁみんな優しいうそっていうのは共通してるけど。
ヨ

ヨの感想・評価

4.5
葉巻のような味わい深いそんな話。
煙のように出ては消える日常
何らかのメタファーを感じる
同じ場所で毎日写真を撮るシーン震えた。
愛煙家万歳
昔何度も見た。
タランティーノの映画のように小話が入るが、下品な話じゃなく味わい深い話が聞ける。のんびりと見たい映画。
TRB

TRBの感想・評価

4.4
優しい嘘

雰囲気がとても好き

なにが面白いのかは説明しづらい
何でもない街角の煙草屋で起きる日常、でも同じ日はない

そこがいい
それでいい

煙草屋というのがまた更にいい

熟成した葉巻のように味わい深いストーリー、捉え所のない嘘で煙に巻いたり、イライラして吸う一本もあれば、ゆっくり語らいながら味わう一本もある

大きな事は起こらない
たいそうな音楽もいらない
変わらない日常に気まぐれにやってくる人生の転機
折に触れ、振り返ることで歩き出せる物語もある

ハーヴェイ・カイテルが煙草屋の主人
めちゃくちゃハマり役
パズルのピースがスッとハマるように気持ちの良い演技が印象的

日課の撮影をしているカメラ
はじめたきっかけのエピソードと、ラストにモノクロで描かれるシーンが凄く良い

BGMに乗せた映像が、吸い込んだ紫煙のように胸いっぱいに広がる、少しの余韻を残すような何とも言えない満足感と多幸感

クリスマスが近づくと思い出す作品。

葉巻愛好家の身としては、禁煙でまさしく煙たがられる時代

紙巻きタバコは物足りないし、電子系のタバコは風情がない

確かに健康にも良くないし、匂いや煙が苦手な人もいる

でも、付き合い方によっては人生を豊かにしてくれる良きパートナーともなれる

そんな味わい深い一本
いろんな嘘が物語を大きく動かしていく。
ラストのクリスマスの話、残酷だけど良い嘘のように思えた。
そしてその後の2人の会話が刺さった。

このレビューはネタバレを含みます

良かったのに、どこが良かったかは説明できない。全編通して空気感が好きなのかな。

ラストのオーギーの章(?)は、前半はただ会話のシーンだけで、後半に話の内容を映像化している。作り込みがすごく印象深かった。
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