心理的な部分が大きく描かれる描写は少ないが、人物の表情や話と話の間、でその人の心情がなんとなく伝わってくる。
真実は自分の中にだけ。
タバコ吸ってるとき、作中の煙の重さの測り方の話みたいな、ちょっ…
NY、ブルックリンの街角のタバコ店にまつわる人々のお話。
タバコ店の店主オーギー(ハーヴェイ・カイテル)
タバコ店の客で作家のポール・ベンジャミン(ウィリアム・ハート)
ポールが事故に遭いそうにな…
過去の影、痛みや希望の断片を映し出しながらも、明らかにはされぬまま。
ただ、表情や仕草の中に、その人の物語が静かに息づいているのだと気づかせてくれる。
答えを急がず、なにが真実かは重要ではない。こ…
本作の原作者であり、脚本も務めたポール・オースターの主要作品を、一気に読んだことがある。
年代順に並べてみると『孤独の発明(1982年)』『シティ・オブ・グラス(1985年)』『幽霊たち(1986…
超過去記録。
雰囲気はめっちゃ好きだし、他の人が名作に上げるのもめちゃ頷けるけど、個人的な好みとしてはこれくらい。
レザボアのホワイトさんが主役だ、、、
どことなくジム・ジャームッシュっぽさも感じ…
ボタンのかけちがいのような出来事が、時を前後して人生に驚きや喜びをもたらす。全体の流れの中に登場人物の名をそれぞれチャプターとして配した構成には作家性の高さを感じた。カイテルさんの語り口も秀逸だが、…
>>続きを読む(c) 1995 Miramax/N.D.F./Euro Space