ゼア・ウィル・ビー・ブラッドの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』に投稿された感想・評価

モグ
4.7

久しぶりにまた観ました。一緒に見た人は「意味不明すぎる」と言ってました。言われてみると確かにそうとも思いますが、私にはそこがいいというか。誰よりも愛を求めていたのに、愛し方も愛され方もわからなかった…

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4.0

ポール・トーマス・アンダーソンのフィルモグラフィは、全体で1つの変奏曲(バリエーション)のように感じられるなか、主題(テーマ)は父性の挫折であり、その主題が各作品においてどのように変奏されているのか…

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ダニエル・デイ・ルイスがひたすら素晴らしい。セリフ以上に、仕草や表情が人物に深みを与えている。

P.T.A監督の演出は、やっぱめちやgood。
スパッと切れ味良く終わるラストも最高。

金に、とい…

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ニューヨークタイムズが発表した21世紀の映画トップ100で3位だったから観た
ちょっと難しい、もうちょっと年取ってから観ようと思う
あとアメリカ的な考え方みたいなのを知ってるともっと面白いのかなとも…

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4.0

私は終わった。

ダニエルは息子H・Wと共に石油を採掘し一攫千金を狙う。

石油採掘のために野心的になり、破滅へと向かっていく様子を描く本作。
宗教的テーマは『エルマー・ガントリー』を彷彿とさせる。…

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光と影の配置や写し方、音響の設計、モチーフの反復など、緻密さがもたらす力強さたるや……!

資本主義と信仰を対比しつつ重ねつつ、描かれるのは、ある種の"成功"を一心に見つめるがゆえの搾取や支配。

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K
3.1
ごめんなさい自分には面白さがわかりませんでした。出直します。
Yammy
4.3
盛り上がって盛り上がって最後にブツッと切れてエンドロールに入る感じ、好き。
見てる時は正直難解で面白さを感じ切れなかったけど、見終わってから思い返すたびに味がしてくる不思議な作品だった。
3.6

『ブギーナイツ』ではポルノ男優を、『パンチドランク・ラブ』では不器用で社会に馴染めない男を撮ったPTA監督は、本作では石油王を取り扱っている。ずっと不穏な空気が流れている。ずっと嫌な予感がする。主人…

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権力を持とうとするものは常に他の大きな力に頼らなければならない。支配しているかのようで実は支配されている。権力を持てば自身の過去が影を落とす。権力者が怯えるのは自身の影。

イーライが汽車に乗って布…

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