パトリス・シェローの遺作で、ジャンユーグアングラードがロマンデュリスのストーカー役として全裸になってて、???だったんだが、初期の代表作で同じような役やってたんだね。
この時代のフランス映画の薄暗い…
このレビューはネタバレを含みます
家族と駅まで妹を見送りに行ったアンリは、駅のトイレで暴力的な警官ジャンに出会い、やがて彼に惹かれていく。だが、ジャンという男はエリザベートという女(愛人)が居ながらもボスマンという男の愛人でもあっ…
>>続きを読む10代の頃にVHSで鑑賞。
この映画で初めてジャン=ユーグ・アングラードを知って、なんて綺麗な人なんだと思った。
ただ全体的に思い雰囲気だし、10代の時にみたので理解出来ない部分の方が多かった。
だ…
思春期に観て一番しんどかった映画。
自我と性の目覚めが同時に、それも通り魔みたいに不条理に暴力的に訪れてしまったせいで、そしてその相手を愛してしまったせいで袋小路に迷い込んだ18歳の少年アンリの悲劇…
少年が暴力的な男と出会い、どうしようもなく彼に惹かれ追い求める妄執。性に目覚めた少年は夜の迷宮をさまよう。レナ-ト・ベルタの撮影が美しい!パトリス・シェロ-作品では最もゲイテ-マ。
欲しいのに愛し方…