丹下左膳 乾雲坤竜の巻の作品情報・感想・評価

丹下左膳 乾雲坤竜の巻1962年製作の映画)

製作国:

上映時間:88分

3.7

『丹下左膳 乾雲坤竜の巻』に投稿された感想・評価

3.7

丹下左膳が片目片腕になった理由から描かれており、立ち回りや御用灯などは確かに伊藤大輔リスペクトが垣間見える。
一方でアバンタイトル後、左膳が町の向こうへ消えていく長い縦構図は山中貞雄の記憶を留めた者…

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トテモ面白い作品、出てくる人物皆光ってる、わけても東久保のスリコンビいいわ。私も久保菜穂子に口移しで水飲ませて欲しいw
一番慧眼なのが近衛大岡でなく、零落旗本の山茶花なところが好きw
ICHI
3.3

オープニングのクレジットタイトルで「監督 加藤泰」と表示される際の奥行きのあるローアングルショットは彼ならではの素晴らしいショットで、劇中何度もローアングルで板塀とか木の枝とか屋敷とか空や雲とかを出…

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加藤泰による、大友柳太朗の左膳。右眼、右腕を失う顛末が描かれる。主君から名刀二振りを所望された左膳、右眼を失い、主君にも見捨てられる。そして手に入れた名刀はどうするのか。大殿の豪快な殺陣。裏切りから…

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このレビューはネタバレを含みます

『丹下左膳』が、なぜ、右手、右目を、失ったか?の話。下級武士が、出世するのは、難しい太平の世に、出世を餌に、『丹下左膳』は、相馬藩の、殿の命で、刀を盗み、殿に献上するのだが、殿は、名刀集めのためなら…

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SW326
4.2
丹下左膳エピソード0。加藤泰監督の家系は世間一般の左膳のイメージを引っ掻き回して勝手に傑作を作っては去っていく。
4.0
このレビューはネタバレを含みます

大友柳太郎の丹下左膳第五作目。監督が加藤泰に変わり、いままでのカラー娯楽作品からモノクロのシリアス路線に。興行的には失敗だったらしい。そりゃあそうだ、戸惑うに違いない。冒頭、頬被りしたアップ、尻絡げ…

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5.0

色恋ありのチームもので、さらにハラハラ展開あり、コメディシーンありの全部入り。その全てがシームレスにスムーズに繋がってる。完成度やばい。
全キャラが漫画的とも言えるほど立ってて、全員愛せる。
恋愛的…

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AONI
2.5
左膳の“両手、両目”が大写しになる、オープニングの掴みはバッチリだったのだが・・・。

リアルな時代劇を作りたい、という加藤泰の意欲は買いたいが、あまりに陰気臭いお話で、見ていて気分が萎える。

クローズアップ多用の無音のオープニングからかっこ良すぎる。それにしても加藤泰の画作りには毎度のことながら感心させられる。物語の前日譚。彼が隻眼隻腕になるまでとなってから。自分の知る大友柳太朗のあの快…

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