家族の距離感にどこまでもリアリティがある。近いわけでも遠いわけでもなく、溺愛しているわけでも愛していないわけでもない。物を運んだり取り出したり畳んだりといった細かな動作の丁寧な描写が映画に豊かさを与…
>>続きを読むすげー
いいなあ
“世界は見逃された奇跡で満ちているのに、私たちは注意散漫で見逃し続ける。小津はこの偶然を覆い隠し、見逃すという日常的体験そのものを再構築している。それでも偶然は、観客の注意によ…
【親子の温かさと冷たさ】
広島からやってきた老夫婦が東京で暮らす子どもたちを訪ねるお話です。
しかし、子どもたちは仕事などで忙しく構ってられず、戦死した次男の妻・紀子だけが温かくもてなします。
心…
会話のテンポや独特の言い回しが心地いい。
少年の「〜やい!(怒)」の語尾も可愛いいし、原節子の上品で美しい台詞回しも素敵。
現代の作品では味わえない魅力がいっぱいだ。
長女役の杉村春子の物言いはい…
会話の切り返しと日本家屋の構図
会話の場面では、人物を正面の構図で捉えることで、互いに言葉を交わしているにもかかわらず、一人ひとりが独立した肖像のように映る
特に、周吉が友人と酒を飲む場面
カウン…
誰もが自分の生活が最優先になってしまう。世の中がそうさせてしまう。生活の余白こそ、戦後に失われた最も大事だったものなのかもしれない。それにしても子供達は軽薄に思えてしまうが、それは彼らのせいなのか社…
>>続きを読む巣立った子供の素っ気なさも、自分の家庭や生活をもつと仕方のない部分はあると思うけど、後悔しないように孝行はできるうちにと強く感じます。
そこに許せないと感じる末っ子の気持ちまで描かれていて細かいで…
(C)1953 松竹株式会社