家族の距離感にどこまでもリアリティがある。近いわけでも遠いわけでもなく、溺愛しているわけでも愛していないわけでもない。物を運んだり取り出したり畳んだりといった細かな動作の丁寧な描写が映画に豊かさを与…
>>続きを読む会話のテンポや独特の言い回しが心地いい。
少年の「〜やい!(怒)」の語尾も可愛いいし、原節子の上品で美しい台詞回しも素敵。
現代の作品では味わえない魅力がいっぱいだ。
長女役の杉村春子の物言いはい…
会話の切り返しと日本家屋の構図
会話の場面では、人物を正面の構図で捉えることで、互いに言葉を交わしているにもかかわらず、一人ひとりが独立した肖像のように映る
特に、周吉が友人と酒を飲む場面
カウン…
笠智衆の怪演
「小津を観るなら、笠智衆主演作は避けろ」という黒沢清の発言は笠智衆のあまりの怪演のために、監督としての小津の仕事ぶりがわかりにくくなるが、正に今作のことだと思う
およそ人間がカメラの前…
「ありが↑とう」の独特なイントネーションと、両親の穏やかさが印象に残った。
正面から捉える画面は、こちらに語りかけてくるようで、表情が伝わりやすく臨場感があった。父親が孫よりも子どもの方が可愛いと語…
長男や長女は東京に訪れた両親のことを邪険にしているつもりはないのだろうけれど、自身の都合や余計な気遣いから無自覚な敬遠が窺えた。彼らの温かみが薄いからこそ、より次男の妻の対応が温かくて心に沁みた。そ…
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