酔っ払ってふらふらになって帰ってきたお父さんに対して、志げが優しく怒るシーンが好きだった。
切り替えの早い大人たちは非情に見えるけど、そうしないと生活が成り行かないし、それぞれの人生を大切にするこ…
原節子と香山京子の軽く何気ないキラー・フレーズ。
「いやね、世の中って」
「ほんと、いやなことばっかり」
リズムが速く落ち着きがなくなっただけで、何も変わっちゃいない。何の変哲もない生活の中に息…
大阪九条にあるシネ・ヌーヴォ
なんば線の九条駅から徒歩5分ほどの場所のミニシアター…前日のコピペです
何を隠そう旅行中に2日連続でのシネ・ヌーヴォ
前日に観た「秋刀魚の味」がめちゃくちゃ面白かっ…
35mmで見れた。小津はフィルムで見なければと、願ってやっと。
日本映画史に残る名作だ。
清く慎ましく生きる人たち。皆が本当はそうありたい。でもなんでそうなれないんだろう、変わっていくのだろう。
…
大してあらすじ知らずに観たのが良かった。
おじいちゃんの表情と喋り方が何とも切なくて、じんわりとした感じ。
家族それぞれの立場による感じ方の違いが分かりやすく描かれていた。
もっと暖かいイメージかと…
小津映画初見。独特のテンポ感、流動的な画面のつながり等々、観ていて非常に心地が良い。これが映画職人小津安二郎の作品を観ているという感覚?にも関わらず描かれる家族の機能不全なので遅いテンポも相まって観…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
老夫婦が東京に住む子供たちを訪ねる物語を通して、親子の関係、老い、そして人生の寂寥といった普遍的なテーマを、静かで抑制された描写で深く描いています。国内外で高い評価を受け、世界中の映画監督や批評家か…
>>続きを読む親孝行したい時に親はなし。分かってはいても邪険にしてしまうことはあると思うし、私自身もそこまで良い娘ではなかったと思うので胸が痛かった。孝行息子の夫はひたすら「お父さんお母さん可哀想……」と言ってい…
>>続きを読む(C)1953 松竹株式会社