このレビューはネタバレを含みます
尾道の映画資料館を訪れた際に小津安二郎作品の映像が流れていて、その中でも特に気になっていた作品。大人になるにつれて自分の生活が第一になり、親とは違う世界に生きるから少しずつ親を疎ましく思う…とてもリ…
>>続きを読む親と過ごす時間を大切にしたいと思わせてくれる映画やった。無性に実家に帰りたくなった。
河川敷のシーンでおじいちゃんおばあちゃんを思い出したし、孫が自分に見えた。
こんなに大きくなった姿を、おじいち…
せつねー
杉村春子みたいな、憎たらしいおばさんいるよねー
老いた両親を疎ましく思ってしまう。他人には親切にできるが、身内には難しい。姥捨山的感覚は普遍的なテーマだ。
欲望には際限がない。他者と…
子どもは薄情。両親がだいぶ歳をとったからか、最近よく思う。親が死んで自分は泣けるだろうか? たぶん泣かないだろうな。じゃあもう少し歳をとって自分が死んだら、子どもは泣いてくれるだろうか。泣いて欲しい…
>>続きを読む小津安二郎監督が、核家族化した大家族の悲哀を老夫婦の視点で描いた世界映画史に燦然と輝く大傑作。胸に押し寄せる圧巻の寂寥感と人情の機微が繊細に心に沁み渡ってくる。何度も観ているが劇場では初鑑賞、しかも…
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家族の物語。
子供の巣立ちは喜ばしいことなのかもしれないが、親子の関係は離れてしまう。
子供たちが多忙なのはわかる。
ただ厄介者扱いされる老夫婦がせつない。
戦死した息子の嫁さんのほうが優しく尽くし…
作品として本当に素晴らしいと感じました!
昔の作品なのに、面白くて笑顔にもなり悲しさも感じれた。
少し低めの定点アングルとワンカットのセリフやコミュニケーションは見ていて感動したし、映像内の登場人物…
久しぶりに劇場で観た。しかも35㎜フィルムで上映だった。両親を亡くした今観ると、深く身につまされて辛くなる。もっとおしゃべりしておけば、優しくしておけば、いろいろとやっておけばよかったと、悔いばかり…
>>続きを読む 年老いた親の世の中の寄る方なさが痛く染み入る作品。戦争の傷がようやく癒えつつある中で、年老いた親が息子、娘や戦死した息子の妻に一目会うために遠路はるばる東京に行く物語。
両親の語らぬ中に様々な感…
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