自分の生き方について考えさせられるような素晴らしい映画でした。
美しい構図、映像に溢れていて、最初から最後まで心地よかったです。(特に尾道の家の玄関のカットが好きでした。)また男女問わず、登場人物の…
映画史上に刻まれた珠玉の名作です。
親子のすれ違い、老いと喪失を静かに描いています。
80年代後半、VHSレンタルで観ました。
派手な事件もアクションもないのに、どうしてこんなにおもしろかっ…
小説家のポール・オースター(1947年-)には、原作と脚本を務めた『スモーク』(ウェイン・ワン監督, 1995年)の他にも、『ブルー・イン・ザ・フェイス』(1995年)や『ルル・オン・ザ・ブリッジ』…
>>続きを読む監督・脚本は「晩春」「麦秋」の小津安二郎。
主演は「秋刀魚の味」「男はつらいよ」シリーズの笠智衆。
[あらすじ]
老境の夫婦周吉(笠智衆)ととみ(東山千栄子)は、広島・尾道から子らの住む東京に出か…
血の繋がった家族であるこどもたちの不義理な振る舞いと、原節子演じる紀子の仏のような振る舞いのコントラストが美しい。
みんなそれぞれ家庭を持つと、自分の生活が一番になってくるのは当然のことだとは思う。…
温かいというか切ないというか。
お嫁さんが夫亡き後も嫁ぎ先の両親に尽くす。たまに映画で見るこの描写の走りはこれだろうか。
最近だと「サンセットサンライズ」にあったかな。あれは震災モノだけど。
この…
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