とても繊細で丁寧で、これが長らく名作と語られる作品の凄さなのかと、感動が止まらなかった。
最初の人物紹介では、英語字幕が気になって設定を掴むことができず、続々登場するキャラクターの多さに不安を感じ…
「小津調」と呼ばれる独特のスタイル。ローポジションからのアングルは、小津の代名詞。
あえてイマジナリーラインを超えるのも特徴的。「映画に文法はない」
頻繁にイマジナリーラインを超えるし目線がカメラ…
初!小津安二郎
1950年代の東京の雰囲気/お家の雰囲気がなんとも言えず素敵だった。
身内が普通に入ってくる個人商店、家族から電話がかかってくる会社の代表電話、お隣さんから借りるお酒、道を走る野良…
Introduction(作品紹介/概要)
本当の家族とは何か…。子供たちを訪ねた老夫婦を軸に戦後日本における家族の崩壊を描いた小津安二郎の代表作。何気ない言動が教える各人の生活、思いがけない心情…
肉親関係というのは誰もが否応なく巻き込まれてしまうもので、絶対に切れることがないと確信しているからこそ自然と他人行儀なものになっていくのかもしれない。
一方で、義理の関係というのは意識的に保たなくて…
善通寺のZENキューブにて
さぬき映画祭の映画ゼミナールに。
コメンテーターは
帰来氏、梅木監督、香西監督。
「東京物語」を観ながら、3人の解説を聴く。
さすがは香西監督!
映画製作者の目線で、…
小津安二郎特集で鑑賞。笠智衆、東山千栄子の夫婦と成長したその子どもたち、亡くなった息子の嫁、私が生まれる前に作られた映画なのだけれど、家族の微妙な感情は、今も同じだ。妻を亡くした男の喪失感、悲哀が何…
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