映像の構図や動き、人物の配置、台詞、全てが計算尽くされた素晴らしい作品だと、観る前からたくさんの本や講演で聞いてきたからこそ、そんなことばかり見てしまった。そういうシネフィル的視点は勉強中でまだま…
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終わってみると、東京人と尾道人、若者と老人のすれ違いを描いた上で、他人であるはずの紀子に温かみが残っていたという味わい深い映画であると理解できた。
また、淡々とした語り口や几帳面な構図が、そのラスト…
いつかは観てみたいと思っていた小津安二郎作品。
中でも映画史に残る稀代の名画との呼び声も高く、古今東西の巨匠に影響を与えたと言われている『東京物語』。
私自身『PERFECT DAYS』がかなり深…
熱海に出かけた二人が眠る部屋の襖の前に並んだ二対のスリッパの配置が美しかった。
遥々遠方から出向いた親を労えない子どもたちと、それを恵まれている方だと受け止める親心の描写や、母の死後に形見の分布に…
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仮に家族的人間関係の断層が主題だとして、それが主題として誇張されていない。
場面や感情に沿わない固定的なカメラワークや音楽を含めて、出来事の推移を無人称的に映していくような淡々とした映像が映画への没…
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繊細な映画だった。
東京という場所へ可愛い孫と自慢の息子・娘に会ったり、観光したりと思い描いてきたのに、扱いを面倒がられ、一番よくしてくれたのが義理の娘。
人を真正面から撮る映像も新鮮で、人間を…
淡々とした日常の描写の中で、子どもが自立したあとの親子関係の哀愁が感じられる。
子どもたちも冷たいというよりは、自身の生活に一生懸命で余裕がないという様子で、それが日常描写の中で感じとれる。
発言と…
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