このレビューはネタバレを含みます
小津映画を追い続けても、まだ不思議に思える非日常的な会話のスローテンポ。表情さえもスローモーションで、こちらが考えることが多くなり、普段より多くの思念や言葉を登場人物に当てる。
これが尾道や東京下町…
前後8年程。
世の中の流れの速さ。
田舎に暮らす老夫婦が感じる哀愁。
なんのための「忙しさ」なのか。
なんのために生きているのか。
強烈なメッセージや展開があるわけじゃないけど、歴史に残すべき作…
随分と昔に観たはずだけれど、レビューが漏れていたのでもう一度観た。名作と言われているだけに、ちゃんと素晴らしい作品。身内だから優しい、血が繋がっていないから冷たい、なんてことはなくって、人間関係って…
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親が尾道から東京にはるばる来た!というのになんとも冷たいこども、、、、、、
忙しいのはわかるけどこうはなりたくないと思ってしまった
そしてせっかく来たのに喜ばれないのも心痛い、、、
日常ほっこりかと…
正直テンポとセリフの遅さに寝てしまうのではないか、と覚悟して観てみたら、物語の展開と登場人物たちの内面描写が思ってたよりハッキリしていて意外と観やすかった。
白黒映画はあまり馴染みないけど全く気に…
老夫婦の旅行を経て見えてくる家族観についてのお話(まあ旅行無くても見えてるんだろうけど)
結局血の繋がりってどうなん?って話
冷房必須の暑い暑い夏に観たので、あぁ、昔って確かに扇風機だけで寝てたな…
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余裕があるようでいて全く隙のない画づくりが凄まじい。ある程度色々な映画を観ると、小津映画の異常感が伝わる。
微妙な心の機微や、親と子の関係の哀愁のようなものが画面越しから感じられてきて、その独特の雰…
田舎から両親が東京来て、息子娘たちのうちにお世話になりながらもその状況に両親側も気を遣ってる。という設定がほぼ自分の家庭に当てはまっていて驚いた…
結局孫よりも子がかわいい
笠さんの今にも泣く手前…
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