マキノ雅弘監督による次郎長映画の一本。
スムーズな演出に笑いあり涙ありのエンタメ作品に仕上がっている。
ロケの美しさは今では絶対撮れないものになっていてそれだけでも見る価値あり。冒頭の道行と最後の富…
東宝から日活へ、マキノ雅弘監督のライフワーク清水の次郎長が大暴れする痛快無比な娯楽チャンバラ映画佳作。東宝から続投の、森繁久弥の森の石松、田中春男の法印大五郎に再会出来た幸せ。大政だった河津清三郎が…
>>続きを読む日活製作再開初年度随一の出来映えとなったマキノ雅弘監督の「次郎長三國志」番外編だが、軽快で舞う様な立ち回りは本編以上で残像が今も鮮やかに蘇る。大政から次郎長になった河津清三郎の男っぷりの良さが冴えわ…
>>続きを読むマキノ雅弘作品を手軽に観られる幸せ。アマプラ偉い。東宝の『次郎長三国志』シリーズが終わった直後に、マキノが日活で撮った次郎長もの。森繁久弥の石松や田中春男の法印大五郎といった東宝シリーズの面々がその…
>>続きを読む吃音の役者がすごい。というか役者陣みんなキャラ立ちが半端なかった。手塚治虫の漫画を読んでるよう。
あと女性のやくざがめっちゃ美人でかわいくてびっくりした。北原三枝さん。ファンになりました。
演出で…
次郎長が単身黒駒一家に乗り込む際に写る闇夜に散る剣戟の火花や、終盤の火祭にて松明の炎によってほのかに照らされた背後の神主達など、光と闇の演出が素晴らしい。北原三枝はマキノ監督に「時代劇は似合わないか…
>>続きを読む