さらば、わが愛 覇王別姫の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『さらば、わが愛 覇王別姫』に投稿された感想・評価

「国宝」を作るにあたり、李相日監督が影響を受けた映画というのも頷ける。
親に売られて身寄りもない中、「芸があるやないか」精神で芸に取り憑かれた天才、レスリー・チャン演じる蝶衣がヤバくて凄い。
国宝と…

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4.3
国宝は全然ダメだったけどこっちは良かった。戦争や革命などの背景があることで解釈に厚みがある作品になっているように思った。
中国の激動の時代に振り回された蝶衣。彼は何を思って生きていたのだろう。京劇という伝統の中の人間模様と美しさとその裏を描いた作品
サル
3.8
中国の激動歴史背景に圧倒翻弄された大作と思える作品でした。

レスリーチャンの儚い存在感と演技が
とっても素晴らしかった。。
憐憫
4.9

蝶衣の愛に対して歪みと呼べるほどの接し方は幼少期に娼婦の忌み子として生まれ、捨てられた経験からくるものだろう。
役と自己、芸と人生、愛と忠義の境界が溶けていく中で、蝶衣は最後まで“虞姫であろうとする…

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4.4

悲劇の積み重ね。

京劇でトップスターにまで上り詰めたのに、すれ違いや時代に報われず、終盤はとにかく見てみて胸が痛むシーンばかりだった。

衣装はとても映えていて、演劇シーンの見応えがとてつもなかっ…

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なんか子ども時代はすごいワクワクしたんだけどそっからあんまり
4.3
レスリーチャン見事に好演
運命、宿命、因果応報、何なのそれ
中国激動の時代においての超複雑な人の心理
京劇はもちろん、蝶衣と菊仙のやりとりの変化など、どれもこれも観ていて引き込まれる作品でした
複雑だし壮絶
レスリーチャンが見せた最後の表情は胸に突き刺さるものがあった
kenken
3.9

テンポが速いというより省略が大胆で飛ばすところは急に飛ばす。「いつの間にこんな事に?」「あれは解決したんや」と何回も不意打ちを喰らった。
本作の中心にあるのは芸事ではなく、人間関係の複雑さと想いが持…

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