アンデルセン物語の作品情報・感想・評価

「アンデルセン物語」に投稿された感想・評価

mitakosama

mitakosamaの感想・評価

2.5
ぬ〜ん。これはちょっと厳しいのでは無いでしょうか?

児童向きに作ったのだと思うが、根本的に最も子供が退屈なする内容だと思う。健全な作品を作ろうとして子供の嗜好を刺激するものが一切無くなった、典型的なパターンだと思う。

少年時代のハンス・アンデルセンの所に、眠りの精霊オーレが現れ、赤い靴やマッチ売りの少女などを織りまぜたミュージカル仕立ての物語。

冒頭のオーレおじさんが傘をさして空から降りてくるシーン。メリーポピンズだ…
眠りの精霊オーレ・ルゲイエは傘を持ったキャラクターなのは間違えないらしいが、同じミュージカルで登場シーンがメリポピとまるっきり一緒なのは戴けないねぇ。
しかもメリポピの可憐さと比べチンチクリンなオッサンだ。そのくせ声は高島忠夫イェーイで凄いマイルド。

で、ネズミや猫が歌って踊るのだが、正直これのせいで話が中断していっこうに進まない。
ミュージカルにおいての歌の役割とは、登場人物の感情表現や状況説明などを担っており、本来は物語の補足に使うもの。
決して、物語を止めて歌が挿入される訳じゃないんだよね。

貧しい靴屋の息子アンデルセン。
ガールフレンドの女の子も貧しく、マッチ売りの少女となる。
お金持ちの町長と貴族に翻弄されるが、ハンスが童話を語って聴かすと何故かハッピーエンドで終わる。

1時間くらい物語が停滞してると思ったら、残り20分で強引に話を畳まれた感じ。むーーーん。釈然としないぞ。
絵柄もぶっちゃけ魅力無いし、ドタバタギャグもちょっと見ててキツい。
アンデルセンの少年時代のストーリー。

ミュージカルアニメ。
青二歳

青二歳の感想・評価

5.0
そういえばXmasだし東映によるファンタジーアニメーションを。夢がある。Xmasにどうぞ。こんな名ファンタジーがmark4…東映公式チャンネルはこれ公開して…
“私の一生は一編の童話であった”という言葉から着想されたアンデルセンの伝記ミュージカル。アンデルセンの童話世界に素晴らしいイマジネーションを与えるアニメーション。
また宇野誠一郎と井上ひさしの曲がそのイマジネーションとマッチして最高。やっぱりちゃんと日本語センスのある人の和製ミュージカルは見事なもの。翻訳された日本語ミュージカルは苦手だけど、井上ひさしと阿久悠の東映アニメーションミュージカルは偉大だ。それにしてもコミカルなものもファンタジックなものも…宇野誠一郎はどんだけ多様な曲調を作れるんだ。

アンデルセン自身を主人公にした映画では“アンデルセン物語”('52)も良ファンタジーですが、今作のイマジネーションも言うことなし。トリックスターのオーレおじさんに私も会いたい。アンデルセン童話の数々が出てくる劇中のファンタジックな演出が柔らかくて本当にすてき。東映アニメーションが徐々にディズニーとは違うオリジナリティを出してきてとても好ましい。