トマトケチャップ皇帝の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『トマトケチャップ皇帝』に投稿された感想・評価

テラシューの中ではこれが1番好きかな

ステレオラブのアルバムの題名はここから取られたのでも有名

寺山の作品は、どれも実験映画だが、本作には遊びがある。それでいて寺山の個性が突出して表れている。大人帝国に対する子供たちの反乱。『クレヨンしんちゃん』みたいだ。当初は90分あったらしい。再編集の度に…

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4.0

抑圧されてきた子供達が大人達に反逆を起こし、国家を築き上げるお話

初寺山修司
ファシズム国家に反発して完成した新たな国家権力が結果的にファシズムを再生産することに至るまでの過程?
文字通りアングラ…

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び
3.5
2023/309

令和に生きてる私からしたら、えっ、え!?って思っちゃう場面沢山。

10歳にも満たない男の子と成人女性の裸体の辛みなんだかとっても気味の悪い悪夢を見てる気分でした…。
今の時代、児童虐待とかが先に来てしまって、寺山修司が伝えたかっただろう風刺なんかが置いていかれてるのかな
今なら児童虐待だけど、この当時だから作れた映画と思えば貴重だった。

すごく新しい
4.0
子供をあんな形で出していいのかって思ったが、風刺が効いていて、独裁者を子供として扱うのが寺山修司のウィットさと、アイロニーを感じる。
これは果たして観て大丈夫な映像なのか笑笑
今では絶対に撮れない作品。
2023.5.20@ユーロライブ(寺山修司映画祭2023「映画監督◉寺山修司」)
虚栄と横暴さは子供らしさがものすごくある、ごっこ遊びのような風刺すぎるビゴーか

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