戦争やセックスは切っても切り離せない20世紀と共にゴダールの主体的映画記憶装置を縦横無尽にコラージュされた作品。
めちゃくちゃ繋いでいそうで、字幕とモンタージュのリズムとクラシック音楽のコラボはい…
ゴダールの21世紀初監督作となる短編。日本では未ソフト化だが、フィルモグラフィー的には『ゴダールの映画史』と『愛の世紀』の間に位置する。内容としては『〜映画史』の21世紀版ショートバージョンのような…
>>続きを読む◎ 祝2,000Mark!2,000年の映画,20世紀の終わり
JLGの映画史の戦禍の部分を美的に凝縮したような作品。年代ごとに過去に遡る。
自分が始めたわけではないのに無理矢理巻き込まれる戦争の…
JLGは映画の中から世界を見つめる。
世界そのものをひとつの人格とするならば、現実に見える世界(社会)は身体を担う。
そこから魂を盗んだのが映画だ。魂は社会と相反する個人と同義となっている。
映…
21世紀の起源はやはり20世紀にあるものだろう。戦争と映画(映像)の世紀。様々な現実と虚構(映画)の断片をコラージュした映像のリリシズムがゴダールらしい。そこに人の弱さと強かさとを交互に見る。穏やか…
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