草迷宮の作品情報・感想・評価

「草迷宮」に投稿された感想・評価

・フランスのプロデューサーが製作した1979年にパリで発表されたオムニバス映画のうちの一篇
・生と性、母と息子、わらべ歌と怪異
・映画のどの場面を切り取っても寺山とわかる個性的なビジュアルイメージが海外からアートと評されるのも分かる
・三上博史のデビュー作にして体当たりのすっぽんぽん演技、しかも絡みなのに美しい
・伊丹十三が三役してる
・他にあまたある奇をてらった映画とは確実に一線を画す寺山修司作品だが、一体何が明確に違うのか言葉にはまだできない
・ラスト10分の怒濤のイメージの洪水に溺れそう
・手鞠りをするからくり人形が妙に印象に残る

このレビューはネタバレを含みます

メモ
泉鏡花の小説が寺山流に映像化されている。
特にラストの『お前をもう一度妊娠してやったんだ』という台詞にはぞくりとする妖しさがある。これは原作にはない台詞。
Moeka

Moekaの感想・評価

3.8
母から子への異常な愛情が血生臭く目を背けたくなった。妖怪達の狂宴や色情症の女性、大正浪漫が彩る世界観がエキセントリックで艶めかしく、日本の妖しさは群を抜いて毒々しい恐ろしさがある。40分の尺でなければ頭のネジが飛んでいってしまいそうな狂気だった、、、
Sari

Sariの感想・評価

4.0
2018/06/20 名古屋シネマテーク

【寺山修司没後35周年記念特集】
VIII

VIIIの感想・評価

4.0
母親の息子に対する束縛、異常な愛情がラストシーンの気持ち悪さをうまく表現していた。
呪いといってもいいほどの血縁というものの繋がりの深さがエグかったです。

これが1時間以上あれば飽きていたに違いないが、40分という尺も計算されたかのように絶妙でちょうど良かった。
KSat

KSatの感想・評価

3.7
大学の時に観たけど、あまり覚えてなくて再見。

寺山の女性コンプレックスのヤバさとエディプスコンプレックスが徹底的に表現されている。

前半の大人しさとは裏腹に、後半の見世物小屋的なブッ飛びが凄まじく、いつまでも観ていたい。しかし、砂丘で踊る子どもたちには涙を禁じ得ない。
床ずれ

床ずれの感想・評価

4.0
ああ、いいねえ〜
ハードロック調のJAシーザーの音楽や、華麗なセット、猛烈なマザコン話から、演劇の『身毒丸』と似たような印象を受ける。
童貞殺しの色気違いのお姉さんが可愛くて良かった。
mtmt

mtmtの感想・評価

4.0
泉鏡花の原作を寺山修司が映像化した中編映画。原作未読なので再現程度は不明。映像は大正浪漫と古典的奇譚とエロチズムが混在した退廃的かつ耽美的作品。手鞠歌、色きちがい、座敷牢などかなりエキセントリックな内容。背景のポスターや襖絵まで芸術的。とても刺激的な作品。観れて良かった。
めぐみ

めぐみの感想・評価

4.7
2018/5/19
4年ぶりくらいの4回目くらい。
初めて自宅で観た。
幻想的な世界観を読み解くのが楽しい。
ただし、意味はほとんど理解できない。
私なんかの頭脳ではこの映画を理解することは到底不可能。