草迷宮の作品情報・感想・評価

『草迷宮』に投稿された感想・評価

【寸評】
「寺山修司」が監督した、アイデンティティ探しをしている少年が、過去と現在を交錯しながらも旅をし、最終的に自らの幻影に打ちのめされる様子を、幻想的かつサイケデリックに描いた作品。
スタッフが…

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4.5
小ぶりだが、幻想的な抒情編といった趣き
時間軸が自在に動き、色々なエピソードが積み上がってゆく。芸術的な色彩感が良かった。

たぶん再見。

ちなみに、本作については、2024.12.31付けで、スコア3.8 として「過去鑑賞記録。そんなに短かったか?」と一言レビューを投稿した‥‥が、コメント無しだったこともあり、撤回して…

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頭のネジを少し緩めてフワッとしてると色々連れて行ってくれて完成の感覚が鋭敏になっていく。
鏡花なのかぁと思って見た後原作当たりましたがこっちも読みにくいったらありゃしませんでした。結局何一つよくわかりませんでしたが、すごい映画であることはたしかです。
音楽がすごく良い。泉鏡花の草迷宮を未読で視聴したので何が何だか分からないまま話が進んだが、画面の世界に圧倒されるのでとても印象に残る作品。原作も読みたい
あ
3.9
音楽がかっこいいし赤色が印象的
後半の幻想?シーンは勢いがあってハラハラしたしデカ手毬が現れたり演出が面白かった
(2024年105作目)
ShimA
4.4

原作とは概ね異なる。但し、寺山が原作未読の改悪改変であるとは絶対にいえない。確実に寺山は泉鏡花の描きたかった母慕いを理解している、それでいて彼の独創性に矢を射ってる。的である人物には刺さるけど、それ…

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原作は泉鏡花。主人公のアキラは手毬唄の収集の旅をしている。アキラは、少年と青年がいて、過去と現在ではなく、時間が混在しているようだ。時間、自分の存在の迷宮。これは成功している。助監督は相米慎二。
がく
-
母ちゃんと男の子の関係性を描くってところがthe寺山修司

クライマックスの和室大暴れは邦画史に残る名場面ではなかろうかっ!

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