カンタ!ティモールの作品情報・感想・評価

「カンタ!ティモール」に投稿された感想・評価

Bosch

Boschの感想・評価

3.5
東ティモールの人々の今の生活と、独立までの悲惨な道のりを描くドキュメンタリー。

人々の笑顔とその裏にある虐殺の日々のギャップには驚かされるし、それを呑み込んだ上で、普通に語る人々の力強さには心打たれると同時に、その全てを許すこの精神性の深さには衝撃すら受ける。

かなり、プリミティブな宗教観で日本人と自然観が近いところもあり親近感が湧く。
しかし、我々もこの東ティモールの苦難に間接的に手を貸していただけでなく、それすら知らなかったのは情けない。
そして、現在の我々日本人とのとてつもない精神性の差を感じれずにはいられなかった。

映像作品としては構成が単調でやや冗長になっているが、作品としては心に刺さった。
東ティモールはまだまだ発展途上ですが、自国の主体で発展できる日がくるのを願っています。
東ティモールの独立までの背景を描いたもの。

世界でインドネシアを非難していたなか日本はインドネシアと利害関係があり、また東ティモールで起こったこと(かなりひどい内容)に加担していたという事実にはとても苦しくなり、どうしたらいいのかわからなくなった。
日本でこのような事実が報道されることもなければ、教育として学ぶことも少ない。
わたしたちの社会が、何かを踏み台にして成り立っていた(いる)ことを知らなくてはいけないだろう。
目の前のものが本当に本物なのかどうかしっかり知っていかなければいけない。
小川

小川の感想・評価

4.5
東ティモールという国の独立までのドキュメンタリー。日本にいると大抵の人が忘れがちだが、世界には生きるのだけでも大変な国と人たちがいることを思い出して、先進国に生まれた少なくともこのアプリを楽しむ余裕のある比較的裕福な層は何ができるのか考えた方が良い。
Jugam

Jugamの感想・評価

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なんとなく良かったことだけ覚えている。でも昔過ぎて今はあまり内容覚えていない。。機会があればまた見たい。
mumbleboy

mumbleboyの感想・評価

4.3
今までは名前しか知らなかった東ティモールという国の悲しい歴史。彼らはただ自由に自然と生きたいだけなのに何でインドネシアはここまでひどいことができるのか、その部分だけだったらつらすぎて途中で観るのをやめてたかも知れないけど東ティモールの人々がそれでも前を向いてうたを歌って踊って大地で足を踏んで本当に明るくて素敵で救われた。

世界がインドネシアを非難する中で日本はインドネシアとの利害関係が深く間接的に東ティモールの悲劇に加担していたという事実を知ると我々の社会、生活が目にえない所での悲惨な状況の上に成り立っていることに気がつく。日本という国の中で人生を歩む上でもっと広い世界でも関係があることを知った上で生きるということについて改めて考えなければいけないと思う。

重い部分も然り、そしてどんな辛い状況でも力強く生き続ける人間の可能性も感じられました。最近、先進国に住む経済的にも恵まれて生死の危険もない人間が心を病んだがゆえに不幸になる、という様な映画をいくつか観たけど、心が強くあれば我々には想像できないひどい状況をも人間は生き抜けるということを見せ付けられました。
はに丸

はに丸の感想・評価

4.5
名前だけは聞いたことがあった東ティモールという島国の、独立までの悲惨な歴史をこの映画で初めて知った。

この悲しい過去に反して、ここに登場する子供達の笑顔がなんと輝いていることか。大地を敬い人の絆を大事にする人々の営みを、誰も踏みにじる権利はない。

独立を阻み、住民を虐殺してきたインドネシアに、日本は資金を援助していたという事実。目的は東ティモールの豊富な資源。目の前が真っ暗になる。何てことだろう?憲法9条で、世界の平和を願いながら、実際は時刻の利益のために、この虐殺に荷担していたのかと思うと、悔しくて涙が止まらない。

そんな日本が、今度は復興を援助している。だけど、その援助は、何のためなのか?
彼らの望みは、大地を敬い、その恵みの中で人の絆を結んで生きていくこと。
その事をないがしろにした開発など、むしろ望んでいないのではないだろうか?

全編を通して、決して恨み節ではなく、彼ら本来の温かさや、過去の悲しみが感じられる歌に溢れ、もうなんか、歌詞なんかわかんないけどずーーーーっと泣きながらの観賞。
まりも

まりもの感想・評価

5.0
「見て欲しい」と言うのは好きじゃなかった。個人の好き嫌いあるし。押しつけたくない。

けれどこれは見て欲しい、一度でいい。とても素晴らしいドキュメンタリーだと思う。

日本がこれだけ揺らいでいる今、何がいったい「発展」なのか考え直せて、鈍ってしまった人間の本質を感じようと、少しだけ細胞が蘇る。

今これを見られて良かった。
Zawachin

Zawachinの感想・評価

4.7
音楽をふんだんに使った内戦の記憶の記録映画。気づかず関わってたことに悲しくなりつつ、ティモールの人の良さを前面に出した一本。もちろん偏ってはいるだろうけど、映像のつなぎ方が芸術的。ドキュメンタリーつくってみたい、っていう素人の憧れを呼び起こさせるような作品。
yamo

yamoの感想・評価

5.0
中学受験の勉強で、独立に関する問題で東ティモールが出て、「どこ」ってなった記憶があるのだけど、その時書いた「東ティモール」の裏にこれだけのことがあったのは10年以上経った今まで全く想像しなかった。日本がそれに荷担していたということも。自分たちの暮らしをさせてほしい、その一心で24年にわたる暴力に対抗し続け、攻撃してくる兵士のおかれた状況にまで思いを巡らせるティモールの人々の語りは迫るものがあった。
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