あまりにも巨匠の映画すぎる!映画的な省略を使わずに時を体得させるキアロスタミ節、結果として現実の境目がぼやけるいつもの。小回りが利かない車で日常アクション域を広げる、カウリスマキ同様キャラクターに携…
>>続きを読むキアロスタミだから、堀越健三さんプロデュースだから「あっそういえばコレ見てなかった」って感じで期待しての初見。いやぁビックリ。ラストでのけぞった。なんだコレ。コレで終わり?遺作だと思うと尚のこと笑い…
>>続きを読むキアロスタミはトスカーナの贋作しか観てないけど、偽物が本物らしく見えるのは一緒で、なんだか懐かしい手触りだった。
冒頭では、ここが何の店で誰と話しているかが分からないように切り取ってって、でんでん…
前半寝てしまった
おじいちゃんを急かして動かしつつ、そのもたもた具合を余すことなく撮るテンポが癖になる。
特に明子を迎えに行って、靴べらで靴履いて、気付かれないから車から降りて、クラクションを鳴ら…
クロースアップの切り返し、留守電に残されたメッセージ、画面に映らない物の存在がこのストーリーを不明瞭にしつつかつ奥深くしていると思う。
語らないストーリーテリング、映らないものを魅せる、ワンシーンご…
最初のショットから誰も対象がいない切り返しから車をちゃんと東京の実景で頑張って撮ってしっかりキアロスタミの色に染めていくのがいい。
年寄りを日本の映画でもこれでもかというほど急かし動かしたいという意…