このレビューはネタバレを含みます
場面、場面、場面とある間隔で物語が刻まれているような感じがする。それもコルビュジエの家のように、ゆとりがあって、かつ一発一発に張りがあるような。
多くのシーンが人物にズーム&固定されているから、一シ…
このレビューはネタバレを含みます
ハネケほど重くないしむしろブラックジョークに溢れた作品なんだけど、ずんとくる。一般的には洗練されて悩みも可憐に処理しそうな人が愛でるであろうクルチェット邸を舞台に。
うまくいってないときって敵認定し…
めっちゃ好きだった。
みてるだけでも気持ちがいい。建物が最高だし、家具も撮り方も構図もかっこいい。
窓ひとつでここまで楽しませてくれるのすごいな。
映像が固定じゃないから、実際の近隣トラブ…
人によって見てる世界が違く、価値や物差し、やり方も違う、本人から見れば理解出来なく批判したくなる事でも、やっている方はいいと思ってやっている。
個人的にとても共感できる事や、やたらつぼにぐいぐい入る…
「調和」をテーマに設計された邸宅を巡って繰り広げられる「不寛容」の物語。このご近所トラブルは、世界的建築家による設計の「開放性」が招いた皮肉とも言える。
見た目がイカつくてハタ迷惑だが実は気のいい…
監督がガストン・ドゥプラットとマリアノ・コーン!
そして脚本がアンドレス・ドゥプラット!
アルゼンチン映画。
主人公は世界的デザイナーのレオナルド。彼はル・コルビュジエが設計したクルチェット邸に住…
ル・コルビュジエが設計した家に住む男と、突然壁に穴を開け窓を作ろうとする隣人
男の「覗かれるのが嫌だ」という正当な主張に見えた言い分も攻防の過程で徐々にその正当性が揺らぐ
豊かなこと正しいことを皮肉…
このレビューはネタバレを含みます
いきなり壁を突き破ってくる隣人は、さぞ厄介に思えるだろう。話が通じづらく、服装も話し言葉も自分と違っていれば、尚更だ。
しかし、本来「他者」とはこちらが接しやすいように型にはめられた都合のいい存在で…
このレビューはネタバレを含みます
想像以上に面白かったし考えさせられた。
オープニングの画面の使い方や途中の画面の使い方が凝っているシーンが結構ある。
少々だれるシーンはあるものの建築のせいか映像としても好きな感じ。
軽く見れば隣…