美化された清貧。ロマンスと『サリヴァンの旅』。慢性的な潤いの無さ。「命など陽と地と詩とで満たされるほどのものなのに」というHUNTER×HUNTERのあれを思い出す。「楽しい場で暗い詩なんか読むなよ…
>>続きを読むインドの、否、世界的名匠のグル・ダット。39歳で亡くなる。もっと多くの名作を残してくれたはず、と思うと残念でならない。
本作は、売れない詩人gは、事故死して、遺稿集が注目を浴びる。だが。事故死は誤り…
【本当の詩人は即興で詩を唄う】
動画版▼
https://www.youtube.com/watch?v=NFLUOi_iWTI&t=168s
グル・ダットはどうやらハリウッド映画の影響を受けて、…
ずっと面白かった
引き延ばされて、また引き延ばされての面白さ
ダンスと歌と身振りにただ惹きつけられる
欲望の眼で見る男たちの顔から切り返される娼婦の踊りの途中、後ろで泣き喚く赤子の声が画面の現在を一…
55年夫妻とそこまで大差がないはずなのに、どのくらいマジなのかわからない、大作にしようとしている感で好みが分かれると思う もっとシリアスさに比重を置いた紙の花を思うと、ここがギリギリのバランスだった…
>>続きを読む再見。ひたすらに人物を中心に捉え続ける異様さにビビる。見ていくうちに、その不穏な説話と相まって、一体いつ『東京物語』で東山千栄子が居なくなった広島の均衡の取れなくなった部屋のような構図がやって来るも…
>>続きを読む確かに映画史に残る傑作である、ということは否定しようのない事実なのだけれど、このようなストーリーラインでしかこの物語が描かれ得なかったこと、にもかかわらずこの映画が商業映画として興行的に大成功してし…
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