大傑作。
おもちゃが転がることから始まるバスのくだりが最高だった。
ほかにも、途中駅のホームに(勝手に)梨を植えるところ、井戸水を(勝手に)飲むところ、片想いの相手と再会するところ…印象的なシーンが…
ルカじいさんが梨の苗木を買いに孫と旅するグルジアのロードムービー。名作です。70年代の冷戦を背景に、合理性や近代化よりも、若者の命を大切にし、大地からの命の恵みを長い目で育てることを命がけで教えてい…
>>続きを読む「ルカじいさんと苗木」
今から約50年前のジョージア映画。
ルカじいさんとその孫がヘチェチューリという古い梨の苗木を探しにまわるロードムービー。
見終わったあとの多幸感といったら。心温まる、けれども…
枝切り過ぎ不始末,着替え.ヘチェチューリ梨苗木探し,口論,バス,アメリカ人戯れ,住所交換,苗木送り約束,ウォッカ振る舞い,オルゴールおもちゃ車内走り,歌,街到着,若時分棲家屋根裏教え.老婆道路渡り誘…
>>続きを読む人生の酸いも甘いもという感じの易しいが甘くはない、人生まぁこんなもんじゃないか的なおおらかな楽しさに溢れた絵本みたいな人間讃歌で、そりゃ50年も前のジョージア田舎の物語と西側現代社会のそれを比較する…
>>続きを読む15年後に梨が生える遺言のような木。苗木(遺言)の破壊によってルカ爺の延命に成功する。やや仰角のショットが多く、寓話性を高めている。
冒頭の殺風景な庭で老人たちがムニャムニャ話してるところから可愛く…
涙が止まらなかった
ずっとこの世界に浸っていたかった
人類が誰1人支配欲を持たなければ実現されていたかもしれない世界
永遠に壊れないこの世界がもし存在したなら、一生涯地味な(必要不可欠な)仕事を続け…