ロザリーは勇気ある女性だろうか?
確かに偏見に対しありのまま振る舞える勇敢さは人一倍だったかも知れない
しかし、特別勇気を持っていたとは思えない
どこにでも気丈に振る舞う女性と変わらない、そんな風に…
偏見や孤独の中でも、自分らしい美と自由を貫くロザリーの生き様に心を打たれる。
初めは忌み嫌っていた夫アベルも、純粋で真摯なロザリーの愛に、彼女の存在に心を傾け始め惹かれていく。二人の愛の物語が丁寧に…
19世紀のフランスを舞台に、全身に毛が生えるという多毛症を隠して生きてきた女性が、結婚を機に髭を生やしたありのままの姿で生きようとする姿を、彼女に対する夫の心情の変化とともに描いた、ステファニー・デ…
>>続きを読むああ神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて
ああわたしたちは ここにいるのだろう
cero『orphans』
実在したヒゲを生やした女性クレマンティーヌ・デレから着想を得た、多毛症に悩む女性…
エコーチェンバー化する昨今、剰えルッキズムやジェンダーに対し風当り強い世界で決意する事が如何に困難かを"髭を蓄えた女性"という耳目を集める主題を通して当人の感情、夫アベルの当惑、村民の視線を絡め自己…
>>続きを読むナディア・テレスキウィッツ主演他。その女性の運命はまさに驚くべきもの。天が彼女に与えたのは柔らかくしてしなやかな・・・生まれた時から多毛症に悩まされるロザリー(ナディア・テレスキウィッツ)は、その特…
>>続きを読む幼い頃から男である父に「恥だ」と言われ続け、体毛を隠し続けてきたロザリー。
嫁いだ夫のために髭を見せ物にすると決めた後は、とても生き生きと生きているように見えた。
が、やはりここでも、女をコントロー…
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