「地獄へ行くにはまず高いところへ昇らなくっちゃならん。谷底に針の山が見えるしかけだ」
「お名前を伺わせてくださいましな」
「ふふん」
「本官の名前をきいてどうする」
「賽の河原から呼んで差し上げよ…
時代劇風味のピンク映画。大和屋竺の脚本のハードボイルドな味わいを歌舞伎の時代世話もののような融合のさせ方で提示していて、これを演出する渡辺護もまた職人的にシナリオに沿って映画化させていて見事なコラボ…
>>続きを読むピンクというセックス主題のジャンルであることを逆手にとり、メジャーの女任侠映画では目を背けてきた主人公への性暴力などを通して女が渡世を張ることの辛さ苦しさを描いた女やくざ映画の佳作。主役の弁天お加代…
>>続きを読むシビれるほどの傑作。まずオープニング曲からして素晴らしいのだが、音楽担当の林伊久馬とは何者なのか。ググっても何も情報が出てこない。ライ・クーダーとマヌエル・ガルパンのアルバムを彷彿させるようなカッコ…
>>続きを読むシネスコのフレームがかなり映画的豊かさに加担してるのはあるが、ピンク映画よりちょっと変わった任侠映画としてまあまあ楽しめる。
背中に弁天の刺青がある女渡世人が宿敵を討つまでのコンパクトな作品である。…
●刺青ヤクザ尺八で主役は女だけど情緒あって見やすい
●よくこんなテーマの映画作れるなって思うわ
●お加代のかっこよさ忘れらんねぇ
●人物以外に画面に映るもの(畳・岩?etc)全部かっこいい感じに見え…
女ヤクザの復讐劇が主軸でそこに色んな人が絡んでくる。
女優さん2人は容姿はいまいち、男優さんも勿体ぶった芝居はしてるが安っぽい感じ。映像と音楽はそれなりの雰囲気を醸し出して良し。ほぼ白黒映画、男女の…