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「ボイスメール」に投稿された感想・評価

残像

残像の感想・評価

3.0
ラリー・コーエンの脚本についてはそのうちしっかり考えたいなー、とか思ってる。こちらはメタな構造を持ったサスペンス。

冒頭の「ありきたりな」アクションドラマは、おそらく実際は「教室で脚本を読んでいる」シーンで、その脚本の内容が、すでに撮影されたかのように具現化されて示されているわけだ。

だとすると、ラストにジョールが留置所でエージェントと話している前までが、彼の書いた脚本(ハリウッドに売れた)の具現化で、現実なのは留置所だけであとは彼の創作。そこでつぶやかれる彼のセリフ「自分の体験を書くんだ」はこの映画においての「彼の体験=現実に起こったこと」とはなんだったのか、をまぜっ返すことになる。

後半、犯人が大体想像ついてからの展開が少々弛緩したように見えるのも、それは売れない脚本家が書いたシナリオだからね、ってこと。クリシェを避けろと教えておきながらクリシェにハマってしまってるのもそう。

そう考えるとラリー・コーエンらしい脚本家による脚本家への批評性のある、というか皮肉たっぷり(自虐的?)の脚本なんである。

だからこのレビューとかでマジメに「この脚本はイマイチ」とか書いちゃってる人たちも、ラリー・コーエンの仕掛けた罠にまんまと引っかかってしまってる可能性があるよね。

あとラリー・コーエンの過去作「ディーモン悪魔の受精卵」あたりとの対称性もあるのでは思ったけど、それについては記憶が定かではないのでまたの機会に。
riekon

riekonの感想・評価

2.0
なんだろう?主人公があまり焦ったりしないのでハラハラしない。
独り言も多いかな(笑)
犯人もああそうですかと驚きがないなぁ。D.カーラアンガーも余り活躍しないし…。 ​
序盤までは面白い。

中盤になるに連れ失速してオチが読めてくる。

この映画の内容より、主人公が講義している
映画脚本の話の方が面白い。
Erina

Erinaの感想・評価

3.0
ボイスメールに残された見知らぬ人からのSOS。
売れない脚本家ジョールの周りで次々と殺人が起こっていく。
斬新な展開でなかなか面白い!
と思っていたら中盤から失速。
犯人がうっすら分かってくる。
動機もなんとなく。
主人公の行動もなんともバカすぎて失笑。
途中までは面白かったのにな...
少し物足りない作品だった。
4423

4423の感想・評価

3.0
主人公は売れない脚本家で、留守電から不可解な殺人事件が発生するという設定は面白い。話の展開もそれなり楽しめたけど後半からの展開が生ぬるい気もしなくはないな。ああ、それで?みたいな。もう少し隠し球的な要素が欲しかった。それにしてもデボラ・カーラ・アンガーは老けたなー。完全にオバハンやん。
「フォーンブース」「セルラー」の脚本家ということで期待しつつ鑑賞。

この映画では、「ボイスメール」は電話の留守電メッセージという事になっているが、はてそうだったかしらん。
相手が留守の時に着信した端末に録音する留守電機能とは違い、センターでメッセージを預かって指定されたメールアドレスに送ることが出来るのが「ボイスメール」ではなかったかなァ・・

ローテク婆さんなので確かなことは分からないが、この手の映画は普通は気付かない日常的な技術が、思いもかけない使い方をされたり、凶器に変身するところが醍醐味ではと思う。

何気なく入った電話ボックスに閉じ込められてしまったり、携帯にかかった間違い電話に応答してしまったりして、事件の真っただ中に放り込まれる。
そのあたりの期待には、正直あまり答えてくれない。



それよりも主人公の職業でもある映画の脚本執筆という虚構と現実の間で、事件が本当に起っているのか、はたまた誰かの妄想なのかに重点が置かれている。
それはそれで面白い設定と思うが、ここは「ボイスメール」なんだからこの技術を巧みにあるいは悪賢く、使い倒してほしかった!

とは言えスピード感溢れる展開に、週末の一時を楽しんだ。
終わり方というか結末が微妙だったし、彼はかわいそうだったけど、結構途中は面白かったね。