肯定しか存在しない世界の進化論。
落語は何も否定しない、自然界がそうするように。己の無様さをみつめているだけでは、いつまでも否定は生まれない。
だからこそ無様なのだろう。だからこそ落語に生きるの…
「生きててすみません」
ポスターにはショッキングなコピーと情けない男の背中。理解できないほどクズなのに、共感できるのはなんでたろう。
監督がご挨拶に出てきたとき、なぜか泣きそうになった。いろんな人…
美しい映像と音楽に相反する主人公三語郎のクズっぷり。そこに終始惹き込まれて笑えて泣ける。
超有名キャストではないものの、いずれのキャラクターも等身大に見え、生々しく、身近に感じられます。
他人を大切…
この映画で味噌汁に卵を入れることが奇習だということを知った。
映画なんだから、もう少し落語の見せ方に工夫があっても良かったような。
師匠の家の柱時計のチクタク鳴る音が心地良かった。
彼女を寝…
信頼している有名人の評価もあり期待していただけに残念。俳優陣は素敵な方が多いが展開に無理がありすぎて興醒めした。役者さんなのでしょうがないが落語シーンが粗末。改めて落語家って凄いんだと感心した。ヒロ…
>>続きを読むとても良かったです。
いつも言い訳ばかりで酒に溺れている
落語家としても人間的にも問題だらけの男の物語。
それまでの物語展開から、
入船亭扇遊さんの「替わり目」のシーンへの繋がりが、とても素晴ら…
落語はダメなひとが出てくる。それを聴いている僕らは、あれでもいいんだと、生きるのが楽になる。落語にありがとう。そんなことを改めて思い起こさせてくれる映画。2度の「替わり目」で泣かされる。あと味噌汁に…
>>続きを読む落語という注目されている伝統芸能をとうして考えさせられる夫婦の姿。独り誰もいない劇場で師匠 #入船亭扇遊 さんが『 #替り目 』をやるシーンが始まると泣けてくる!! ダメな三五郎( #友部康志 )…
>>続きを読む何がダメで、何が良いのか。
生が喜びで、死が悲しみなのか。
日常に潜む無常をテーマに掲げた意欲作。
部屋を間引くカーテン、客席とステージ、舞う父と見つめる娘。
そして、黄泉を思わせる波打ち際。
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©壱岐紀仁/映画「ねぼけ」製作委員会