ブリタニア・ホスピタルの作品情報・感想・評価

「ブリタニア・ホスピタル」に投稿された感想・評価

フランケン化したマルコム・マクダウェルの血が噴き出すくだりのみ。キチガイらしいキチガイのドタバタは全くなし。狂った思想を垂れ流すラストの演説もそれまでの流れに全く乗れないので退屈なだけだった(あれだけガチャガチャやっていたのに結局、手打ちになった格差社会の闘争にガッカリ…殺し合うべきでしょ!)。リンゼイ・アンダーソン全然ダメ。
イギリス人のブラック・ユーモアが全開のリンゼイ・アンダーソン監督作品です。ミック・トラヴィス(『機械仕掛けのオレンジ』で有名なマルコム・マクダウェル)三部作の最後の作品です。イギリス版のBDで鑑賞しました(チ○コ丸出し)。リンゼイ・アンダーソン監督って『八月の鯨』(1987年)も作ってるのですが、全く対極にある作品と言いますか。芸の幅が広いと言いますか😂

個人的な経験(イギリス人の上司と三年間仕事した😂)から、イギリス人はブラック・ユーモアが大好きだなーと思います。さすが、モンティ・パイソンと『Mr.ビーン』を生んだ国です!そういう意味で、この映画はとてもイギリス的です。

舞台はイギリスのブリタニア病院。500年の歴史のある由緒正しい病院です。ストーリーの縦軸は人造人間「ジェネシス」を作るミラー教授の話。ストーリーの横軸はデモ隊が騒いでいる中での女王の来訪です。ミック・トラヴィスはその二つの軸の交差点の役割をしています。

この作品のすごいところは、AIの時代を予見しているところです。今でも十分に通用するテーマです。やはり、見所はミラー教授による人造人間「ジェネシス」ですね。めっちゃ悪趣味!!!人体破壊系が好きな人にはオススメです!🧟‍♂️🧟‍♂️🧟‍♂️

その他に思ったこと。マーク・ハミルってマイケル・J・フォックスに似てるなー。モッズっぽい人がたくさん出てるなー。さすが80年代初頭のイギリス映画!これ、イギリス王室を天皇家に置き換えて、日本で作ったら……無理だろうなあ。
茜

茜の感想・評価

3.8
創立500年のブリタニア・ホスピタル。
中では職員がストライキを起こし、外では入院中の独裁者に対するデモ騒ぎでてんやわんや。
そんな病院内にカメラを持って潜入したジャーナリストのマルコム・マクダウェルがイカれた医者に捕まり、またもやてんやわんや。

マッドドクターっていう点に惹かれて観たものの、中身はキレッキレの社会派ブラックコメディでした。
マルコムも身体を張ってフル○ンで頑張ってらっしゃるんだけど、記憶違いじゃなければ時計じかけでもフル○ンだったような…。
とは言え劇中でのマルコムはそこまで出番も多くないし、主役という訳でもなく、このお話には明確な主人公はいなかったように思う。

老舗の病院を社会の縮図として見せているのが面白い。
金に物言わす上流階級や、何の躊躇いもなく人体実験に勤しむ医者、不満を叫ぶ労働者達や欺瞞に満ち溢れたマスメディア等々…王室までネタにするのは流石に驚く。
そんな中に潜入して真実を探ろうとしたマルコムの結末を考えると絶望しか残らないな。
80年代の映画ではあるけれど、現代でもこの映画で皮肉られている内容は充分通じるし、40年近く経った今も大して何も変わっちゃいないのではと思う。

コメディ調ながらも前半はやや堅苦しさを感じる点もありつつ、マルコムがとっ捕まって以降は段々面白くなってくる。
やたら哲学的なラストは自分には難解で、まさしく脳味噌から湯気が出たので、初見ではちゃんと昇華出来なかった…。
まさかイギリス映画で君が代が聞けるとは。
めちゃめちゃ面白かった。訳あり病院を舞台にした群像劇。イギリスの風刺モノって堅苦しい上に子難しくてあんまり笑えないイメージだったが、これは最高。病院内に潜入したマルコム・マクダウェルが着替えるときに協力者のナースとセックスするのはわろた。人体実験のセットは凄すぎるし、何よりもサイコ医者を演じたグレアム・クラウデンの演技が最高。この堅苦しさがたまらん。終盤のデモからのラストには謎の感動。
マーク・ハミル目当てで観たがほぼ出てこなかった…。『帝国の逆襲』と『ジェダイの復讐』の間に何やってんだマジで笑笑。
イギリス特有の保守的な思想&露骨な人種差別的意識をこれでもかと自虐的に風刺したブリティッシュブラックユーモア映画の大傑作

病院に入院中の某国独裁者に対して"ここは英国だ。人殺しめ、野蛮の国へ帰れ!"という台詞がこの映画を象徴していると言っても過言ではない

そして楽しそうに見えてえげつない事をやってる

人間の脳味噌を包丁で真っ二つにしてミキサーにかけてスムージーにして飲むシーンはユーモラスに描いているけど、後々考え直すとオエっとなる

そしてイギリス映画特有の王室ネタ、これがMr.ビーンズシリーズを凌駕する程茶化している

この手の作風なら悪趣味好きの日本人の性質にも合うように気がするのに何故か劇場未公開、それもそのはず、"式典に参加した日本のバンザイ製薬の社長が登場して"君が代"が流れている時にデモ隊が乱入して台無しにする"という不謹慎過ぎる描写があるからに違いない

あまりにもブラックユーモアを詰め込み過ぎたので製作陣も反省したのかエンドロール後に"登場人物は実在の人物と一致する点もありますが偶然です"という苦しい言い訳を披露する
osaka

osakaの感想・評価

4.4
いやあ面白え。
次から次へとキャラクターが増えて展開していってもうてんやわんや。
ラストのオチまですごい。
「未来を見せてやる!」と言われて、集められ、現れたのは「人間の10万倍の能力を持つ脳」。
その脳に上から目線で偉そうに、人間は素晴らしいだのまるで神のようだのと、今更感満載の御託を並べられ、一同唖然。
「んなことより、オレらの生活わい…」
結局いつまでたっても、階級社会は変わらないのか…という気持ちになりました。
N0SE

N0SEの感想・評価

1.4
何が面白いのか全然分からなかった(ノ_<)
笑えば良かったみたいなんだけど、第三者と思って観られなかったので理不尽さに憤りすら感じた。
階級闘争の裏で税金使って人体実験
その結果が脳ミソによる人間賛美というこの始末
844

844の感想・評価

3.5
記録忘れ。
オレンジの奴?が病院に乗り込むやつ。
基本サイコパンクみたいな感じだった。
全てが狂ってる。
フルチン生首マクダウェル。
献花女性へ顔面パンチする機動隊。
まさかのタイミングで流れる君が代。
大脳演説。
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