1968年!フランス5月革命の大いなる影響により、商業映画との決別を宣言したゴダールは、「ジガ・ヴェルドフ集団」というチームを結成して政治的な作品を9本(!)制作したそうです。
60年代後半〜、イ…
会社の断面図、工場の作業風景、スーパーでの横移動など画がキマりすぎている、人がありえん長さで口上を垂れる固定ショットすらも。5月革命失敗への失望と怒りを題に託すサーカスティック・ゴダール。私は字面通…
>>続きを読むセンスの暴力。
これくらいの年代のバリクソヤバイ横移動長回しのあるゴダール映画大好き。さらに今作はゴダールのパーソナルな部分も描かれていて良かった。小便のくだりがブニュエルぽくて最高。スーパーマーケ…
ジガ・ヴェルトフ集団時代の商業映画回帰作品。中身は全く持って万事快調ではない。五月革命以降の資本独占、労働や消費といった社会問題にフォーカスするのは『ありきたりの映画』や『ブリティッシュ・サウンズ』…
>>続きを読むひねくれてるのか、単に生真面目なのか。いずれにせよとってもゴダールらしいなと思わせる一本でした。
かつての自分への、ひいてはフランス社会への熱狂や青春、欺瞞にしっかりと向き合う。
役者を通してカメ…