ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたりの作品情報・感想・評価

「ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり」に投稿された感想・評価

ヒルコ

ヒルコの感想・評価

2.8
この頃のホラーはサービス過剰で良いですね!!\(^o^)/ リ・アニメーターは正確にはゾンビではないんだろうけど、蘇生もの的にはゾンビ枠として楽しみました。
ラストの理屈抜きのカオスな大騒ぎが最高に楽しい。
意味がわからない。
mgc

mgcの感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

【死者蘇生!愛と青春スプラッター】
人物の魅力、動機、フラグ、構成、スプラッター描写、エロさ、程よく無理のない展開。どれをとっても素晴らしい...!

人間の煩悩も狂気も青春も親子愛も垣間見えるこれってもしかして超傑作なのでは。

ダブル主人公、ハーバードとダンの奇妙な友情も熱い。テーマ曲がサイコのパクリっぽいのは目をつぶって!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
登場人物

死者をゾンビのように復活させるヤベー薬を開発した狂気の医学生・ハーバード。
努力家で恋にも熱心な医学生・ダン。
ダンの可愛い彼女で同じく医学生・メグ。
学長であり、メグの厳しくも優しい父。
その医大に勤務し、密かにメグを狙う気持ち悪い脳外科医のオッサン・ヒル博士。

ストーリー
...とある大学付属病院。懸命な医大生、ダンは応急処置室で危篤状態の患者に心臓マッサージをするが、努力むなしく亡くなってしまう。そんな自らの無力さと命の儚さをしみじみ実感していた。

最中クソ生意気な転入生がやってくる。名前はハーバード。ヒル博士の解剖授業に「無意味な授業!」「お前の論文は盗作だらけだ!」とかます。
ヤベー奴が来たなあと、ダンは思った。
その夜ダンは家で彼女のメグとイチャイチャしていると、ルームメイト募集の紙を持ってハーバードがやってきた。気味が悪い奴と分かりながら、ダンは同じ屋根の下住まうことを決めた。

...ヤベー奴がうちの学校に来たなぁと、メグの父でもある学長はヒル博士を家に招き、メグと3人で会食していた。そんな話は一旦置いておき、乾杯しよう。

ヒル博士はメグに「美しい君に乾杯」

(えっ、キモっ)ドン引きしたメグは「ダンと勉強してくるわ」と父に言ってダンの家に向かう。父も「彼は良い男で信用している。あんまり遅くなるなよ〜」と喜んで行かせた。
生意気な転入生が来たり、思い寄せるメグが彼氏とラブラブだし。ヒル博士は内心面白くないことだらけだ。

ダンとメグは家で勉強していると、ダンが飼ってる猫がいないことに気づく。捜索するとなんとハーバードの部屋の冷蔵庫に帰らぬ姿となったネコが...!
ハーバードは「ゴミ箱にハマって窒息死してたのさ」と言い張る。この男、いよいよ怪しい。

...夜も更けた頃、地下室から猫とハーバードの叫び声が聞こえる。ダンが恐る恐る覗くと死んでいたハズの飼い猫が蘇り暴れていた!

「俺は死者蘇生させる薬を発明したんだ!!」

ハーバードは嬉々として話す。

再びネコの蘇生実験を見たダンはハーバードを信じ、ものすごい発明だと確信する。
その一部始終を見てしまったメグは、パニックを起こしダンになだめられた。

次の日、ダンは学長に「ハーバードは死者蘇生させる薬を発明したんです!」と熱弁するが、学長には信じてもらえずに、「ハーバードと会わせたのが間違いだった!次口を開けば退学!娘メグを巻き込んだらただじゃおかないぞ!」と当然クギを刺されてしまう。

ならそれを証明しないことには始まらん!と狂気のハーバードと冷静さを欠いたダンは付属病院内の遺体安置所に忍び込み、一つの死体に例の薬を投与する。

見事に死体は蘇った!

と思ったがゾンビは暴走し、安置所をめちゃくちゃに。2人を凌駕するパワーを持ち、手がつけられない。

最中、2人を怪しんでいた学長が安置所を覗いてしまう。学長はゾンビにボコボコにされ殺されてしまった...なんとかハーバードはその場にあった切開用のドリルでゾンビを再び殺した。

学長が死んでしまったどうしよう...あっそういえばヒル博士は授業で言っていた。「死後に人間の脳が生きてるのは6〜12分間だ」
さっきは新鮮な脳じゃないから失敗したのだ!気づいたハーバードは学長の遺体に薬をブチ込む。

見事学長もゾンビになり復活!先ほどのゾンビより大人しいが、理性は保っておらず半狂乱状態。

2人はこの騒ぎを「半狂乱になった学長が暴れまわった」とアリバイを立てた。

変わり果てた父の姿に悲しむメグ。その悲しみに漬け込むかのようにヒル博士は「私が治そう。寂しいだろう私がいてやる。」と忍び寄る。メグは父が助かるなら、と渋々同意した。

...恐ろしくなったダンはメグに真実を話すのだった。

ヒル博士は手術により「学長は生き返った」ことを突き止めると、ハーバードの元を訪ねた。引き合いにハーバードを脅し、彼の蘇生薬の技術を盗もうとする。

この実験を誰にも渡すもんか!とハーバードはその場にあったスコップでヒル博士をブッコロ!首と胴体を切り離した...

あ、これ首と離れた胴体に薬打ったらどうなんだろう!?ハーバードは好奇心から首と胴体の両方に薬を打ち込むと、生首ヒル博士は見事キレイに理性を保ったまま蘇生。「きさまぁ〜...復讐してやる...」

「生首だけじゃ何もできないだろ!」と笑うハーバード。後ろから胴体が近づいてくるとも知らずに...

時を同じくしてダンとメグは「手術されたらバレる!」とヒル博士の研究室に忍び込む。研究室には収集したメグの髪の毛やナプキンが...気持ち悪ぅ!そしてなんと父の額には穴が空いている...ロボトミー手術の跡だった。ヒル博士は父を操るつもりだ!!

ダンは地下室に駆けつけるとハーバードはパニックになっていた。生首ヒル博士は胴体を操り、不意打ちでハーバードを気絶させ研究ノートと薬を持ち出し逃走していたのだった。

...ヒル博士は例の遺体安置所に忍び込み、何やら怪しいことを始めていた。

時を同じくしてダンは無性に心配になり、メグの元に向かう。しかし「愛しているけど、こんなことになって、もう一緒にいられないわ。」と告げられる

たしかにそうだ。誠にそうだ。
途端、ロボトミーで操られた父が現れ襲いかかる!!「やめてお父さん!」ゾンビと化した父に声は届かずメグは連れ去られてしまった...

ヒルのいる遺体安置所に連れ去られたメグはあられもない姿にされ、モミモミぺろぺろ。ヒルは念願のメグの身体を味わう。(ここだけ妙に力入りすぎだろ超名シーンじゃねぇか)娘が襲われる姿を眺める学長ゾンビ...

ハーバードとダンが駆けつける。「見損なったぜ博士!!」2人はメグと蘇生研究の奪還かかる。が、なぜ遺体安置所なのか。

その理由は、薬でたくさんの遺体を蘇らせ、お得意のロボトミーで操れるゾンビ軍団を用意してたからだ!!
「こいつらは私を無敵にする!」最高のラスボスと化したヒル博士!
ゾンビ軍団に阻まれるハーバードとダン、メグ。危機一髪。

「お父さん...助けて...!」

娘の愛の叫びが届いた次の瞬間、学長ゾンビは覚醒。洗脳が解け逆に生首ヒルに襲いかかった!生首ヒル博士を完膚なきまでに破壊した父ゾンビ!!!

最中ハーバードは切り離された胴体から出た腸に捕まり(!?)脱出が出来ない。
父ゾンビは他のゾンビに勇敢に立ち向かい、3人が逃げ出す時間を稼いでくれたが、ついにやられてしまった。
ヒルの腸に捕まり最期を悟ったハーバードは研究成果が詰まったカバンを安置所の外に放り投げ、全てをダンに託したのだった。ダンはカバンを拾い上げる。

ダンとメグはハーバードと父を尻目に安置所を脱出。親子の愛、マッドサイエンティストとの奇妙な友情劇は幕を閉じた。
しかし安心するのも早かった。エレベーターに乗る手前、怪力なゾンビがメグの首を締め上げたのだった。
近場のハンドアックスを取りに行き、なんとか振り切ったダンであったが、すでにメグの心臓は止まっていた...

メグを応急処置室に連れ、心臓マッサージを施す。なんどやってもメグは帰ってこない。メグの死を受け入れようとした時、閃いてしまった。

「カバンの中には 蘇生薬がある」 と...
死んだ生き物を特殊な薬によって
蘇生させる実験を行う狂気的な学生が
死体置き場の死体を蘇生させる…
というお話。

ヒロインのメグが可愛くて序盤から
おっぱいを出すなどお色気シーンも満載で
男子には嬉しい限り。(笑)

死体を解剖するシーンや
首チョンパなどえぐいシーンもたくさんありますが、かなりシュールに描かれていて
首チョンパされた死体を蘇生させたら首だけで生き返って喋り出し、挙句ヒロインを丸裸にしておっぱいやあそこを舐め出すなどやりたい放題です。

蘇生薬の開発者の学生もかなりイカレていて
実験したいから新鮮な死体が欲しい!死体置き場から新鮮な死体を貰う!新鮮な死体がないなら殺して用意しよう‼︎
とこの狂気ぶりは恐怖ともユーモアとも
取れるおぞましさがあります…

ラストシーンも衝撃的…
まさかそうなってしまうとは…

かなりお話のスケールは小さいですが
ゾンビの新たな一面を描いた
怪作です。
シネマQ

シネマQの感想・評価

4.5
清々しいくらいのパクリっぷりサイコのテーマ
映画自体は意外としっかりしていて、クライマックスは中々感動的ですらある。
いつ以来か忘れたくらい、多分2回目の鑑賞。
初鑑賞当時はゾンバイオってサブタイトルみたいなのは付いてなかった。
よね?。
でも内容的に『死霊のしたたり』よりゾンバイオの方がしっくりくる。
改めて観たら、古い映画なのにかなり斬新な医療系ゾンビ。
大群で襲って来たりもしませんし。

登場人物は薬発明したメガネ君もイイが、インパクトのデカさは首だけゾンビ博士で、色んな意味で男の執念を見せてくれちゃいます。
ロマンの探求者。

随所に笑い処もあったり、なかったり。
なかなかの親子愛もあったり、なかったり。らじばんだり。
死者蘇生薬を開発したウェスト。彼は友人の猫を(殺してから)蘇らせることに成功。次は人間で実験だ!!と死体安置室へ乗り込んだのだが…って話

沢山ゾンビ映画見てきたけど、30年以上前の映画で見たことない設定のゾンビを発見するとは!脳味噌が新しい内にゾンビになると〜とか身体と頭が離れると〜とかとか。ストーリーは当時ホラーだったのかもしれないけど、今見るとツッコミどころ笑いどころが多くて面白かった笑。そんな感じなので、ちゃんとしたストーリー構成を求めて見る映画ではないかな。古いホラーが好きな人にしか確実にオススメできない映画だけど、楽しい映画でした!
脳外科医の助手を務めている若い医学生が、死体を蘇生させる血清の発明に成功するのだが、師にあたる博士の謀略により技術を横取りさせられてしまう。ラヴクラフトのクトゥルフ神話に登場するマッド・サイエンティストを題材に扱っている、スプラッター映画。

血清を死体の脳に注入すると、その死体がゾンビ化して復活する。ゾンビは凶暴化した白痴のようだが、善悪を判断することが可能。自身にとっての敵対者に対して、牙を剥くようになる。

死体蘇生に心血を注いでいる医学生の怪奇的なキャラ作りとグチャグチャゲロゲロなスプラッター描写に醍醐味が凝縮されている。とりわけ、首を切断された状態でゾンビ化した博士が、自分の胴体を客観視しながら操作していくのが抱腹絶倒。胴体役を演じている役者の芝居が助演男優賞レベル。

ホラーとコメディが地滑りのように襲って来る、サイケデリック・スプラッターの決定版。だが、主題曲が「サイコ」にそっくりなのは、さすがに困惑を禁じ得ない。
500本目のMark!
映画1000本観るというクソ自己満足目標の折り返し地点に到達。

いやお前こんなユーザーネームにしといてこの映画観てなかったのかよ!!!!!

節目にふさわしい(?)傑作。
笑いのセンスが最高によい。
狙ってる感を出さずに狙い通りに笑わせられてる気がする。
それでいてどこかオシャレ。ラスト注射器の演出も◎◎の◎。

展開も全てが予想の斜め上をいく。
何と言っても博士のデュラハンクンニ(必殺技)
この人は役者人生のそこそこ終盤でこんなことして満たされてんだろうか。てんだろうな。最高の演技をありがとう。
そのスジの方々には説明不用な定番の1つ。
80年代ホラーてかスプラッターの要素が全て詰まった名作。たぶん7回ぐらい観てる。
80年代スプラッターやスラッシャーはシリアスさや陰鬱とは無縁のハレがあるんだよな。
安いけどグロい、とんとん悪趣味なんだけど陰惨薄めで妙にポップ。そして笑わずにはいれない愉快さがある。

この作品のことを言うと見直すだびにしっかり作られてるなぁと思うのと、客へのサービス精神に満ち溢れることを再認識する。
プロデューサーのユズナも監督のスチュアート・ゴードンも健全な下世話を身に持ってて、ショックバリューとは何かを理解してるからグログロで下世話で主人公はじめダメ男だらけ(超身勝手、優柔不断、見栄っ張りのエロおやじ)の話でけっこうなバッドエンドなのに後味が悪くならないんだと思った笑
とにかく見るたびに陽性のホラーのぞくぞくしつつ楽しい気分を味わえる貴重な映画だよ笑

説明不用な定番て言ったけど死霊のはらわたほどじゃないので、イギリスのハードコア・バンドで言うとディスチャージじゃなくてヴァルカーズぐらいの格かな笑

あと原題のリ・アニメイター。87年ぐらいに同じ名前の地味だけどそれなりかっこいいスラッシュ・メタル・バンドがいたんだけど、この映画からとったのかな?そーであってほしいな、両方好きなんで😀
>|