ホラー・ホスピタルの作品情報・感想・評価

「ホラー・ホスピタル」に投稿された感想・評価

horahuki

horahukiの感想・評価

3.7
私はパペットマスターだ!

イギリスホラーの中心的存在だったハマーフィルムが低迷期に入り、イギリスホラー全体が衰退を辿ることになる70年代前半に製作されたマッドサイエンティストもの。別々の理由で山奥にある精神病院にやってきた男女が案の定帰れなくなり、あの手この手で脱出を試みるお話。

男は息抜きの休暇で、女は経営者の叔母に会いに精神病院にやってくるんだけど、駅まで迎えに来るのがバスとかじゃなくバイクっていうのが既にイカレてるわね。しかも冒頭でブレードライガーみたいに横から刃が飛び出る黒いリムジンで首チョンパするという、笑って良いのかダメなのか絶妙なラインの殺害シーンを見せつけてくるから気になって目が離せない!ちなみに切断した首はリムジンの後方に取り付けた袋にそのままインするという超便利仕様。

というか、精神病院に息抜きに泊まりにやってくるっていうのは70年代イギリスでは良くあることなの?この主人公さん、旅行代理店で勧められて飛びついてたけど、絶対行かないでしょ。。。しかも新聞広告も出してて、それなりに旅行者いるようだったし…。

テーブルに並んで座った、服も顔色も白い色をした患者たちと対比するように真っ赤な衣装を来た経営者のオバさんの気持ち悪さ…というかこのオバさんの服が赤ちゃんのお包みみたいで普通にキモくて笑っちゃう😱途中でずらっと並んだベッドに寝てる患者たちが一斉にヒロインの方を向くっていう恐怖演出があるんだけど、律儀に患者ひとりに対して一回悲鳴を上げるヒロインの人柄の良さも笑った。

とはいえ、古城のような精神病院の外観&内装が美しく、小人に誘われて2人が大階段を登っていくところなんて、柱を挟んでのカメラ移動で手前左下から奥の右上へと少しずつ上がっていく始点・終点への動線の構図と見せ方がめちゃ綺麗。

自称パペットマスターのオッサンは確かに見ようによってはパペットマスターだったし、そうかと思えば最終的には『怪人スワンプ・シング』になっちゃうしで、なんかもう良くわからんけど、最後まで飽きさせないような「変」がそこら中に転がってて、見てて楽しかった。
N0SE

N0SEの感想・評価

2.7
いやーつまんなくて楽しかった〜!

やっすい特殊メイクにチンケな着ぐるみ!
考えなしにシリコンを垂らして硬化させれば完成しそうな手抜き感。

洋館にロボトミーにおっぱい、そしてクリーチャーとくれば、もはや俺からは文句なんか出ない。

いいわぁ。
こぅ

こぅの感想・評価

2.7
『ジャケット掲載有難う御座いました。』

'19秋のホラー/ミステリー祭①

アントニー・バルチ監督による【マッドサイエン
ティスト・ホラー】。

B級ホラー・マニアが飛びつきそうやタイトルと
ジャケ写だが、、これは久々に脚本が【お粗末】
だった。

マッドサイエンティストでホスピタルというから、
舞台は単純に病院を想像していたが、屋敷だった。

短尺の割にテンポも悪い(先に進まない)し、
グダグダだー。
カットで、テンポ上げて80分に纏めて欲しかった。

冒頭のゴア描写(後にも出てくる)で、ワクワク
させられるが、それがピークで、以上は無かった。
兎に角、無駄なシークエンスにチカラ入れている
(丁寧)感が所々見受けられた。

屋敷に招かれ同調知り合ったばかりの2人が早々に
真っ赤な血の◯◯◯(それもあからさま過ぎ)発見
するが、普通そこで逃げ出すだろう。

ヒロイン、ジュディ役のヴァネッサ・ショウは、
脱ぎっぷりも良い美人系だったが、事あるごとに
ギャーギャー煩かったのはマイナス。

終盤、◯を駆り出したのは良いが、良く出し方
(使い方)わかったなぁ。


ラストは【ホラー映画お約束】の、、
70年代のマッドサイエンティスト物。
真面目なホラーなのか能天気なコメディなのかよく分からない英国産ホラー、ちょっとイタリア風味。

血塗れで逃げる男女。
追いかける黒い車。それはギロチンカーで、無情にも男女の首はちょん切られてしまう。

冒頭から首チョンパです、男女の身長差に関わらず首だけ綺麗に刎ねるとはどういう仕組みかさっぱり分かりませんが、掴みは良き。
でもここだけだったかなー。

さて田舎の古城を改装したサナトリウムにやってきたジェイソンと道中で親しくなったジュリア。
しかしそこは元ナチスのキチガイ博士が、人間を改造ゾンビにする実験城だった…という話。

博士の手下にはヘルメットにライダースーツのセキュリティもいます。
ダフトパンクか!?と突っ込まずにはいられません(ダフトパンク=常にヘルメットで顔を明かさない2人組テクノユニット)

そして使用人に小人が。
単なる賑やかし?と思っていたら後半に小人であった必然性が出てきて、ヘボヘボな脚本の中でちょっと光った部分でした。

早々にここはヤバいと察したジェイソンとジュリア、監禁されたり、セキュリティにボコボコにされたりしながら、最終的には実験室に火を放ち脱出へ。

そしたらですね、それまで車椅子で登場していて歩けないアピールのキチガイ博士が、デロデロ溶解人間な姿になって、全裸で元気に逃走しちゃうんですよ!!!!
おい!お前、走れんのかよ!!!笑

人造ゾンビは棒立ちで特に活躍はせず。

ラストはセキュリティとのボコり合い、「ジェイソン!」としか叫ばない役立たずのジュリアにちょっとイラっ。
あなたも助太刀しなさいな。
めらめら燃え上がる内部。
なんとかかんとか外に出て、そして目の前にあったギロチンカーでぶっ飛ばします。

人体破壊描写は首チョンパだけ。
あとそれなりな血塗れ描写あります。
おっぱいもあり。

キチガイ博士を嬉々と演じてるマイケルガフの怪演が良き。

いろいろとっちらかってるし、話の展開が強引過ぎるところがあるので、ある程度の出鱈目さは広い心で観てあげて下さい 笑

この監督、42歳で亡くなっちゃっているので作品が少ないんですよね。長編はこれが2作目。70年代のイギリスホラーにしてはお下品…異質なもの作ってるので(ヘッポコだけど)長生きしたらもっと独自路線いってたかもと思うと…合掌。

このレビューはネタバレを含みます

田舎町にあるヘルスファーム(療養所)へ向かうジェイソンは
旅路の途中、叔母に逢うため療養所へ向かうジュディと出会う。
目的地も同じという事もあり共に療養所へと向かう二人だったが…




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          ネタバレになるので
  ↓  作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓




頭に巻かれた包帯から滲み出る赤
逃げる男女を追うロールスロイスから飛び出る刃
首チョンパで籠に自動シュート
初っ端から痺れた!
車椅子の博士、施設を案内人と小人の召使
赤と黒の陰で覆う三人の不気味なショット
食卓に並ぶ青白い顔の面々とヘルメットの謎のライダー
悪い意味ではなく独特
残像のように残るインパクト
いかにもイギリスらしい作品だった。
(年代を感じさせないぐらい画質もすごく綺麗)


* 他サイトに詳しいレビューありますのでそちらをご参考に。
(私のレビューよりずっと参考になると思います^^)
Jet

Jetの感想・評価

4.0
70年代末のマッドサイエンティスト物。
ゾンビ作って器械体操させるのは世界広しといえどこの映画だけ。