袴田巖 夢の間の世の中の作品情報・感想・評価

袴田巖 夢の間の世の中2016年製作の映画)

上映日:2016年02月27日

製作国:

上映時間:119分

3.9

監督

出演者

『袴田巖 夢の間の世の中』に投稿された感想・評価

ごー

ごーの感想・評価

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ユーロスペースの死刑映画週間にて

有名な冤罪事件の袴田巌元死刑囚を撮ったドキュメンタリー

この方のドキュメンタリーは他にも観ていたので知っている内容もあった。

50年近い拘置所生活で精神を蝕ま…

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冤罪事件は警察=国家権力は過ちをしないという風潮と警察のメンツ重視の閉鎖的な昭和の半ば頃にあっては相当数が捏造されていたに違いない。特に殺人事件ともなれば、そうした圧力は相当なものだろう。

しかし…

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みわ

みわの感想・評価

3.8
2023年54作品目。
一つ一つ、普通の日常を取り戻していく袴田さんを見て、嬉しくもあり、また、失われた時間、削られていった心を思うと何とも言えない気持ちにもなり……。
秀子さんの明るさに救われた。
files

filesの感想・評価

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はたして「死刑囚」という重いキーワードや他人の絶望に耐えられるんだろうか、とおそるおそる観ました。
結果、とても良い映画でした。こういう出会いがあるから次々と観てしまうのよねぇ。

「袴田事件」の死…

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報道で「拘禁反応」の一言で説明される袴田さんの意識障害の状態がどのようであり、どのような心の世界を生きているのか、その末端に幾らかでも触れたように思わされる貴重な記録。

最初と最後に紹介される獄中…

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袴田巖さんの無罪が確定したら、日本政府は巖さんと姉の秀子さんに (お金の十全な補償だけでなく) 国民栄誉賞を贈るべきですね♪ 秀子さんを法相にするのもいい。そしてノルウェイの委員会は、ノーベル平和賞…

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ポレポレ東中野で観た作品の記憶を辿っているところ。
袴田さんの浮かべる笑顔に、じわっと心癒された。
カンダ

カンダの感想・評価

3.5
部屋の中をぐるぐる歩き回るとか変なノートとかいただきますの前の文言とか、これがリアルだからインパクトがかなり強い。

わざと笑かすような場面がいくつかあって、客が笑ってて、嫌だった。

先日観たばかりの『ふたりの死刑囚』でも描かれていた、2014年に釈放された袴田巌さんのその後を追ったドキュメンタリー。本作ではそれまでの経緯に触れる事はなく、巌さんの日常を淡々と映し出しています。

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冤罪について考えさせられた。
日に日に元気になっていく姿がうれしかった
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